*

レッドクリフ PartII

公開日: : 映画感想文

ジョン・ウー版三国志の第2弾。
三国志の設定をもとに、ふんだんにオリジナルストーリーを入れて、
観る者を飽きさせない娯楽作になっています。
私の三国志体験は
小学生用の本、NHKの人形劇、本宮ひろ志の「天地を喰らう」
そして、王欣太の「蒼天航路」
といったところ。
本格的な三国志ファンではないので、偉そうなことは言えないが、
孔明、趙雲、関羽、曹操らが、イメージを崩さずに、実際に動いているのを見て、感無量でした。
ストーリーは、少年ジャンプのように友情を全面に出し、
ありえないご都合主義の箇所がいくらかあったけど、
娯楽映画なのだから、許容範囲だと思う。
そんなことより、
漢字文化圏の共通サーガである「三国志」を
東アジアの優秀な映画関係者の力を結集し、
ハリウッド以外の勢力を世界中に示した点で、
この映画の存在意義は高いと思う。
ワンパターン・ネタ切れで元気のないハリウッドから
娯楽映画の重心が東アジアに移るきっかけとなった映画として
後世に記憶されるかもしれませんね。
なお、副題の「未来への最終決戦」には閉口。
なんでこんな子供っぽい題名をつけたのでしょうか?

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

no image

キャピタリズム ~マネーは踊る~

銃社会、イラク戦争、医療問題・・・ と、弱者を食い物にする国アメリカの暗部に鋭く切り込んできた戦う映

記事を読む

映画『デッド・ドント・ダイ』を観て 〜行き過ぎた物質文明の先は「デウス・エクス・マキナ」しかないのか?

  80年代後半から90年代前半、私が大学生の頃、映画通と呼ばれるひとたちは、ジム・ジャームッシュ、

記事を読む

Tatsuyaの2019年ベスト映画

    今年を振り返る自己満足企画「個人的映画ベスト」です。           今年観た映画は

記事を読む

映画『デューン 砂の惑星PART2』を観て

  映画『デューン 砂の惑星PART2』を観た。     1980年代版に比べ、VFXはもちろんの

記事を読む

映画『万引き家族』を観て(ネタバレあり)

        (注意)ネタバレあり     カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」を

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

北京をブラタツヤ

2025年8月13日から2泊3日、 世界人型ロボット運動会を観戦しに、

世界人型ロボット運動会の会場近くのロボット展示

  世界人型ロボット運動会の会場近くにも、ロボットの展示をやっていた。

世界人型ロボット運動会(世界人形机器人运动会 The World Humanoid Robot Games) 観戦

  2025年8月15日 北京で開催されてる世界人型ロボット運動会(世

北京のロボットモールに行ったよ

2025年8月14日 北京郊外に最近できたロボットモールに行ってきまし

北京で自動運転車に乗ったよ

2025年8月14日 休暇で北京に来た。 せっかくなので、ずっと乗りた

→もっと見る

    • 2361260総閲覧数:
    • 1994今日の閲覧数:
    • 2946昨日の閲覧数:
    • 5現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑