レッドクリフ PartII
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映画感想文
ジョン・ウー版三国志の第2弾。
三国志の設定をもとに、ふんだんにオリジナルストーリーを入れて、
観る者を飽きさせない娯楽作になっています。
私の三国志体験は
小学生用の本、NHKの人形劇、本宮ひろ志の「天地を喰らう」
そして、王欣太の「蒼天航路」
といったところ。
本格的な三国志ファンではないので、偉そうなことは言えないが、
孔明、趙雲、関羽、曹操らが、イメージを崩さずに、実際に動いているのを見て、感無量でした。
ストーリーは、少年ジャンプのように友情を全面に出し、
ありえないご都合主義の箇所がいくらかあったけど、
娯楽映画なのだから、許容範囲だと思う。
そんなことより、
漢字文化圏の共通サーガである「三国志」を
東アジアの優秀な映画関係者の力を結集し、
ハリウッド以外の勢力を世界中に示した点で、
この映画の存在意義は高いと思う。
ワンパターン・ネタ切れで元気のないハリウッドから
娯楽映画の重心が東アジアに移るきっかけとなった映画として
後世に記憶されるかもしれませんね。
なお、副題の「未来への最終決戦」には閉口。
なんでこんな子供っぽい題名をつけたのでしょうか?
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