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37歳でTOEICテスト405点だった主婦が9ヶ月で745点に至るまで

公開日: : 最終更新日:2014/12/31 英語学習 , , , ,

 

1月は1年の目標をたてる方が多いことでしょう。
「今年こそ英語」
「 TOEIC 700点!」
とかを目標とする方もたくさんおられると思います。

そんな方々に、私の妻の勉強法をご紹介します。
ちょっとは参考になるかもしれません。
この記事は、以前の記事
「37歳でTOEICテスト405点だった主婦が4ヶ月で610点に至るまで」
http://tatsuya1970.com/?p=692
を改編しました。
というのが、今は745点まで上昇したからです。


 

さて、始めましょう。
私の妻は、37年間、学校での授業以外まったく英語と関わり無く生きてきました。
そんな彼女が、とりあえず自分の英語の実力を知る為に、約1年前2012年1月29日にTOEICを受験しました。
そのときのスコア。
405点

そして、
4ヶ月後(2012年5月27日)
610点

そして、

9ヶ月後(2012年10月21日)

745点

わずか9ヶ月で、405点 → 745点
+340点

TOEIC700点とは、さぞかし英語ペラペーラと思われるかもしれません。
でも、私もそうですが、TOEIC700点なんて、全然たいしたこと無いです。
英語ペラペーラではありません。
字幕無しでは洋画は観れません。

このように、たいしたことないのですが、最近は新規採用、昇格・昇進にTOEICスコアを求める企業も増えてきました。
700点くらいが、基本レベルみたいです。
なお、企業が求めるTOEICテストについては、このサイトをご参照ください。
日本企業が求めるTOEICスコア一覧表(2011年1月版)
http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/2193943.html

TOEIC(R)Testスコアを求める企業
http://www.toeicclub.net/requirement.html

 

ということで、
今回は
別に英語をペラペーラにならなくてもいいんだけど、
TOEIC700点くらいは、取っとこうかなあ。
という人を対象にしています。

たとえば、就活や、昇格でTOEICで700点必要だとか、社内が英語公用化になるので、とりあえずTOEIC700点ほしいとか。
そういう方たちにとっては、必ずや参考になるはずだと思います。


 

前置きが長過ぎました。
さて、本題に入ります。
繰り返しますが、9ヶ月前、妻が初めて受けたTOEICは惨敗でした。
そこで、まずは「英語上達完全マップ」という本を参考に、自分に合う学習方法を模索しました。

そして、単語、音読、英作文を基本に、毎日3時間勉強を続けました。
では、どういう教材を使って、どのような勉強をしたか紹介します。


1.単語
DUO3.0

いきなり文章を読むのはハードルが高かったので、手始めに単語を覚えることにしました。
例文をほぼ暗記するまで、繰り返し読み込みました。
といっても1周目は、まったく頭に入らず、本当に覚えることができるるかどうか不安の日々でした。
5周目をこえるあたりから頭に入るようになってきました。
それまでの地道にコツコツ継続することが大事です。


2.音読
音読パッケージ(初級レベル)

「音読パッケージ」とは、中学生レベルの英語の文章を声に出して読むという学習法です。
声に出して読むことで、英語を英語のまま理解し、話せる、聴ける「英語体質」を効率よく作ります。
音読のおかげで、受験英語で染み付いた「文章を後ろから訳す悪いクセ」から「英語を英語のままの順番に読むクセ」に矯正され、さらに読むスピードも格段にアップしました。
といっても、当初は一生懸命読んでも読んでもうまくしゃべれず口が疲れるだけでした。
何度あきらめようかと思ったけど、めげずに繰り返し音読をすると、
次第に、口周辺の筋肉が、日本語仕様から英語仕様に変化してきたように感じました。
よく言われることですが、まさに英語学習は筋トレと同じく、単調だけど同じことの反復練習が重要なのです。
Twitterの英語学習者クラスタの有名人のアラフォーで英語の勉強を始めてTOEIC900点をとられた@self_agendaさんも、音読は総合的な英語能力の向上を図れる方法だと絶賛されてます。


3.英作文
中学英語で言いたことが24時間話せる(PART1,PART2)


だいぶ、単語やイディオムが頭に入ってきたので、単語のウェイトを下げて、アウトプットとして英作文をスタートしました。
これはスピーキングの教材ですが、これで音読と英作文を繰り返し繰り返し実施しました。
この本では80回繰り返し音読するように書かれてますが、20回にしました。
それでも20回読み終えれたころには、手応えを感じました。
英語の反射神経が飛躍的に伸び、簡単な表現ならば日本語で考える前に、英語がパッと口に出るようになってきました。
やっぱり、英語は筋トレです。


4.TOEIC対策
TOEIC試験1ヶ月前くらいからは、
TOEICの公式問題集にとりかかりました。
公式問題集は、以下の3つを使用しました。
TOEICテスト新公式問題集vol.4


TOEICテスト新公式問題集vol.5


TOEICテスト公式プラクティス リスニング編

Part別の勉強方法
を綴ります。
■リスニング

☆Part1
ひたすらCDを聞く
☆Part2
苦手なPartなので、CDを聞くのに加えてディクテーションをやりました。
☆Part3 & Part4
もちろん、繰り返し聞く。
それと、スクリプトをナチュラルスピードで3~5回声を出して読む。
CDに合わせて2、3回シャドーイング
あとは、問題の先読みも練習しました。

■リーディング
リスニング同様に繰り返し解くのですが、本番を意識して目標時間でとくことを心がけました。
☆Part5 15分
☆Part6 10分
☆Part7 シングルパッセージ 25分
、ダブルパッセージ  25分
全Partに共通していえることは、読むスピードが大事で、
Part5&6は、カッコの中に何が入るか(品詞 、時制など)を流れるように読みながら解くことです。


5.その他
Forest
問題集の解説だけだと文法の説明が足りないので、
文法の参考書は、これを使いました。

1日1分レッスン!新TOEIC Test 千本ノック!
ちょっとしたスキマ時間などに、文庫本なので持ち運びに便利な中村澄子先生の千本ノックシリーズをしました。
PART5対策にとてもいい問題集です。


以上、私の妻の勉強方法を紹介しました。
結局、スピード◯ーニングのような楽チンな勉強法ではないです。
中学生レベルの英語を繰り返し繰り返し、声にだして読む、書く、聴く。
そして、仕上げはTOEICの公式問題集。
継続 + 繰り返し
ただ、それだけです。

英単語覚えるのも、音読も、最初はめちゃくちゃキツいです。
だから1回で覚えようとしないことです。
覚えなくて当り前くらいの気持ちで臨みましょう。
繰り返し繰り返しすることで頭に入ってきます。

TOEIC700点は誰でも取れます。
だって、英語音痴の私の妻、私でさえ、取れたのですから。
9ヶ月は辛抱して、1日3時間くらいは勉強してみましょう。
3時間なんて無理と思うでしょう。
時間なんていくらでも作れます。
通勤電車の中で何をしてますか?
テレビは1日何時間見てますか?
無駄な飲み会に行ってないですか?

とくに、学生さんなんかは、時間はたくさんあるはずです。
今のうちにとっておけば、後々の人生に絶対財産になること間違いないはずですから、がんばりましょう。
これは、本当にそう思います。
もしタイムマシンがあったら、絶対に20歳の私にこのブログを読ませます。

そうはいってもTOEICにはたくさんの批判があるのは承知してます。
日本人と韓国人しか受験していない世界ではマイナーな資格です。

ReadingとListeningだけなので、会話力、文章力は身に付きません。
スコアが満点でも英語を話せない人はいます。
しかし、逆に英語を話せる人はTOEICは高スコアです。
TOEICは英語ができない人が英語能力を客観的に計るための試験ですので、
TOEICすら高得点をとれないとそもそも話になりません。
だから、私もですが、まずはTOEICで高得点をとりましょう。
文句言うのはそれからです。

 

最後に、参考までに
これは、TOEICの勉強ではないですが、7月にフィリピンの英語学校に短期留学しました。

こちらの記事参照
フィリピン留学日記(前編)
http://tatsuya1970.com/?p=698

フィリピン留学日記(後編)
http://tatsuya1970.com/?p=699

ここでは、会話中心で1日8時間のマンツーマンレッスンを受けました。
たった1週間(妻は2週間)なので、たいして英語力は伸びてないと思いますが、英語への抵抗感は払拭されました。
学生の方は、絶対に1ヶ月くらいはフィリピンへ行くべきです。
社会人の方でも1週間休みが取れれば、フィリピンへ行くことをお薦めします。

 

 

 

(ご参考)

私の妻の話でしたが、私のTOEIC勉強法はこちら。

これは僕のTwitterをまとめたものですが、6万人以上の方に読まれてますので、ご参考まで。

 

40歳でTOEICテスト455点だったオッサンが約1年で730点に至るまで

http://togetter.com/li/226061

 

 

 

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    該当記事へ出典としてリンクを張っていただければ、内容のコピー、スクリーンショットや画像の利用も問題ございませんので、是非チェックしてください。
    英検調査結果→ https://hitononayami.com/eiken-study-time/
    その他の調査結果→ https://hitononayami.com/category/survey/

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