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日本野球とマタイ効果

公開日: : 最終更新日:2014/06/14 カープ ,

今度は、日本の野球に「マタイ効果」はあるか?
(マタイ効果については後述注記参照)
私の地元の広島カープの選手で検証しました。
2009年支配下選手65人(外国人除く)
http://bis.npb.or.jp/teams/rst_c.html
誕生月 人数 割合
4月 12人 18%
5月 7人 11%
6月 7人 11%
7月 5人 8%
8月 4人 6%
9月 7人 11%
10月 7人 11%
11月 4人 6%
12月 5人 8%
1月 3人 5%
2月 1人 2%
3月 3人 5%
ここでも4月生まれが優位ですね。
マタイ効果ありと言ってもいいかもしれません。
リトルリーグで4月生まれと3月生まれという1年の違いは
体力的に大きいので、自然とそうなるんでしょうか。
3月末で年代を区切るという本人の努力の及ばないところで、
こういう結果になるのは、人間の能力を有効に使いきってないことになります。
企業で言うと、人材の有効活用ができていない。ということになります。
学校単位の部活動だけでなく、地域のクラブチームを充実するなど学年に縛られない体制や
レギュラーでない子供にもサブリーグを作るといった試合に出られる機会を増やすなど
本当に自由な競争ができる環境作りが必要なのかもしれません。

※マタイ効果とは、
 たとえば、カナダのアイスホッケー選手は、1月~4月生まれの人が多い。
 なぜなら、カナダでは同じ年齢の少年を集めてクラスを作る場合、年齢を1月1日で区切るからだ。
 少年期での1年は大きな違いであり、自然と1月~4月生まれの子供が選別され、
 さらに、優秀な指導者によるトレーニングなど特別な機会を与えられるといった好循環。
 みずからが勝ち取ったわけでない「好機」によって、優位・淘汰が決定される。
 
 社会学者のローバート・マートンはこれを「マタイ効果」と呼んだ。
 「誰でも、持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる」  
 (新約聖書のマタイによる福音書より)

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