*

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観て

公開日: : 映画感想文

 

エブエブ

 

今年のアカデミー賞を総なめした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略してエブエブ)を観た。

脳がついていけないほど目まぐるしい展開と、ときおり突っ込んでくる予想外の映像に目を奪われる。

下手をすれば、低俗なおふざけでやり過ぎじゃないかと感じるギリギリを攻めてくる。

そんなおバカな内容にも関わらず、一家族の物語をよくもここまで壮大なスケールで描いたなと驚きの映画だった。

異論あると思うけど、グロが無いオサレなタランティーノって感じだった。

A24の映画はムーンライトとエクスマキナ、ミナリしか観たことない(あの超有名のミッドサマーは未見)から判断できないけど、正直A24的な感覚に今回もついていけなかった自分にもう若くないんだなと実感。

それにしても、約40年ぶりのキーホイクァンがいい味出してた。そしてまさかのジェミーリーカーティス。もちろんミッシェルヨーも素晴らしい演技。

 

人生の分岐点、あのとき、ああしたらよかった。と悔やむことはある。

それがマルチバースで可視化されるから溜まったもんじゃない。

でも、自分の人生を変えることができるのは自分しかいない。
過去を悔いるなら今この瞬間を精一杯生きなさいってことを教えてくれた

 

 

 

 

 

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

no image

ヒックとドラゴン

「周りと違うSTRANGEな少年が、動物との冒険とともに成長していく物語」 というハリウッド娯楽映画

記事を読む

ゼロ・グラビティ

宇宙飛行士ものの映画で、まず思い出すのが、45年前のキューブリックの「2001年宇宙の旅」です。

記事を読む

映画『百円の恋』を観て思う。負けたのは戦ったから。

    終わったのは始まったから 負けたのは戦ってたから 別れたのは出会えたから   ~クリープ

記事を読む

no image

ホビット 思いがけない冒険

ファンタジー映画は世の中にゴマンとあるけれど、 未だに「ロード・オブ・ザ・リング」を超える映画はない

記事を読む

映画『家族を想うとき』を観て

    グロバリゼーションやテクノロジーは世界的な格差を狭めたが、 先進国と言われる国々の国内格差は

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

Unity にメタマスクを実装するためにThirdweb を使ったときのNewtonsoftに関するエラー

  私の環境 ・Windows 10 ・Unity 2021.3.4f

PLATEAUのCityGMLのデータをFMEを使ってFBXやOBJなどに変換中に「Error: ディスクに十分な空き領域がありません」というエラーが出た時にすること

  こんなマニアックな需要があるか分かりませんが、結構ハマったので、未

リモートワークやテレカンはJRのSTATION BOOTH がオススメ

  自宅のWi-Fiの速度が安定しないことと、家族に遠慮して、配信する

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観て

    今年のアカデミー賞を総なめした『エブリシング・エブリウェア・

『イニシェリン島の精霊』を観て

2月の観た映画を今更ながらブログに書く。   「イニシェリン島の精霊」

→もっと見る

    • 1367080総閲覧数:
    • 157今日の閲覧数:
    • 207昨日の閲覧数:
    • 3現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑