STUPID
公開日:
:
新聞・雑誌等
国債がヤバイ国としてPIGS(豚)のことを以前のブログで書きましたが、
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2023639
今ではいつの間にか I がひとつ追加され、PIIGSになってます。
P・・・ポルトガル
I・・・イタリア
I・・・アイルランド
G・・・ギリシャ
S・・・スペイン
今日の日経ヴェリタスを見ると、
今度は、STUPID(愚かな)なる言葉があるんですね。
S・・・スペイン
T・・・トルコ
U・・・イギリス(UK)
P・・・ポルトガル
I・・・イタリア
D・・・ドバイ
イギリスがここまでソブリン・リスクが高いのには意外でした。
確かに、GDP比の経常収支、財政収支ともに大幅マイナスです。
ギリシャよりもヤバイ状態かもしれません。
2月10日のフィスコ配信ニュースによれば、
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100210-00934006-fisf-market
ソブリン・リスクの津波は、PIGSからSTUPIDに伝播しつつある。
ジョン・ミルは、「太った豚となるよりは、痩せたソクラテスになりたい」と述べたが、
愚かな豚(STUPID PIGS)がヨーロッパを徘徊している。
じゃあ、なんでこんな状態になったのか、簡単に復習すると
サブプライム、リーマンショックによる金融危機。
危機対策に巨額の資金を投じた各国の財政が悪化、
そして昨年末のドバイ、ギリシャの信用不安をキッカケに
ユーロ加盟国への不安が広がってきた。
かつては、先進国の債券は、安全資産の代名詞だった。
日本最大の投資信託、グロソブにしても安全資産という理由で資金を集めまくった。
しかし、約4兆円の資産の4分の1をイタリア、スペイン、ポルトガルに投じてるそうだ。
国家、特に先進国は、そう簡単に財政破綻はしないので、
ソブリンリスクが高まったからといって、国債のデフォルトに悩む必要はないが、
財政悪化で国債金利があがったり、消費や投資にブレーキがかかり、二番底に向かうことも考えられる。
いつになったら、この不安感から脱出できるのでしょうか?
最後に、STUPIDということで、
全然関係ないですが、
P!NK の大ヒット曲「 Stupid Girl 」 を聴きながら、ソブリン・リスクに思いをはせよう。
Pink – Stupid Girl
アップロード者 MovieFanQS. – クリックすると面白い動画がもっと見れます。
ad
- Tweet
-
この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット
関連記事
-
グアム旅行と日本経済
最近職場の同僚がグアムに行ったのですが、 これは日本経済が回復する予兆なのかもしれません。 なぜなら
ad
- PREV
- 有り難い人生
- NEXT
- 鶏肉のさっぱりポン酢炒め