「ディスコ プログラミングコンテスト@広島」潜入レポート
公開日:
:
最終更新日:2017/10/01
プログラミング ディスコ プログラミングコンテスト, 潜入レポート
2017年7月8日
「ディスコ プログラミングコンテスト@広島」に参加して来ました。
ディスコ?
ウェーイ!
じゃなくて、
ディスコは、広島県呉市創業の半導体製造装置メーカーです。
ホームページ
今回のプログラミングコンテストについては、こちら
https://www.disco.co.jp/procon/index.html
なんと、1等は20万円で、推薦者にも2万円がもらえます。
ディスコさんの中の方が言ってましたが、
そもそもディスコという会社の知名度が低いから、優秀なエンジニアにディスコという会社をアピールしたいという目的で開催するそうです。
そのままスカウトするなんてことはないそうで、プログラミングコンテスト後に行われる工業見学、会社案内でディスコという会社をアピールしたいとのことです。
(実際に工場見学したら、圧倒されて、ディスコいいね!って思いました)
あと、僕の想像では、
推薦者にも賞金が出ると言うことは、
「毎日毎日、家事もせず、家族サービスもせずに、パソコンばかりやってるくらいなら、たまにはそれを家族に役立たせなさいよ!」
と、奥様から通報させることで、普段、公の場に出たがらないプログラマーを発掘したいという目的もあるんでしょうね。
そういう私は、趣味でやってるなんちゃってプログラマーなので、絶対に優勝なんか無理ですが、今はIT系のイベントなんかを企画する部署にいるので、参考にしようかと思って、潜入した次第です。
でも、会場は山奥です。公共交通機関はありません。
一番近い駅からでもタクシーで30分はかかります。
本当に人が集まるのでしょうか?
と、人ごとながら心配しましたが、
なんと、50人近くのプログラミングの腕自慢が集まって来ました。
パッと見、皆、凄腕のプログラマーって感じのギークだらけでした。
会場はこんな感じ。
お菓子・パン・おにぎりなどの軽食、飲み物は食べ放題❤️
それでは、簡単にルールを説明します。
制限時間 2時間。
問題数 5問。
回答とソースコードをその場でメール。
一番得点が大きい者が優勝。
同点の場合は、早く正解した方が上位。
言語はC、C++、Java、VBAのいずれか。
単独でコンパイルできること。標準ライブラリ以外使用不可。アルゴリズムを使って問題を解くこと。WEB、書籍の閲覧は可。
僕は、15年前にJavaでゲームを作ったことはありますが、それ以来やってないです。
個人的に今からのIoT時代はC言語かPythonだと思ってるので、C言語でチャレンジすることにしました。
で、コンテスト1週間前からドットインストールというインターネット講座で突貫工事でお勉強しました。
C言語は、とてもシンプルな言語なのですが、文字列の考え方とかポインタとかが他の言語と違って独特です。(っていうかこちらが先なんだけど)
さて、コンテスト開始!
と同時に、会場中、すごく早いタイピングの音が響き渡ります。
なんか、すごい場所に来たんだと実感します。
圧倒されました。
イメージ
ちなみに、こんな感じの問題が出ました。
(これだけでは何のこっちゃでしょうが)
Q1:次の言葉が格納されている配列の番号は?
Q2:次の語群でしりとりをしてください。
Q3:次の迷路の最適なコースは?
Q4:一番囲んでいる面積が大きい壁の数は?
Q5:次のパズルの空欄を埋めるのに必要なピース数は?
で、私は1問目を必死で45分で解きましたが、
2問目でつまづいたまま、タイムアップ!
惨敗です。
採点の間は、約1時間の工場見学。
工場はすごく清潔で、整然とされていました。
社員の方から1つ1つ丁寧な説明を受け、その中でも皆が一番注目してたのが、ロボット。
顧客からの注文に応じて何百もある部品から必要な部品を集めることをルンバみたいなロボットが縦横無尽に動いて黙々とやっていました。
さながらYouTubeで見たアマゾンの倉庫みたいな風景に戦慄を覚えました。
スマート工場って、本やネットで頭でっかちな知識はありますが、百聞は一見にしかず。
スマートものづくりの一端を垣間見れて有意義なひと時でした。
工場見学が終わり、結果発表。
1位から3位まで皆全問正解でした。
と言うことは、タイムで決まります。
なんと1位の人は、わずか50分で全問正解。
一体、この人たちの頭の構造はどうなってるんだろう。
こういう人たちに、ビジネス感覚を身につけさせたら、凄いことになるんでしょうね。
(すでにビジネスやってる人かもしれないけど)
将来ITを使った起業を考えてますって自信満々な人で、プログラミングができませんっていう人が意外に多いと聞きます。
まるで、
「バンドメンバー募集! 俺ボーカル!」
って感じらしいです。
プログラミングコンテストに参加する人たちは、失礼を承知で言うと、非リア充、コミュ障な感じの人が多く見られます。
綺麗なプレゼン能力、口だけ達者なリア充な自称イノベーターにいいところを全部持っていかれないように、プログラミングコンテストで優績をおさめるようなギークたちに光が当たってほしいと思います。
世界を席巻してるIT企業のトップはみんな元ギークばかりです。
個人的に、今回は、見事惨敗でした。
なめていました。
初めてのプログラミング言語だったからと言うことを言い訳にしておきます。
問題の感じはつかめたので、次回はリベンジしたいと思います。
ではでは。
PS.
後日メールで結果が送られて来て、
28位/48人中
でした。
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