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事前知識ゼロのオッサンの『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想(ネタバレあり)

事前知識ゼロ、このポスターのビジュアルだけしか知らない状態で観た。

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私の属性は

・50歳のオッサン

・アニメはほとんど観ない

・京都アニメーションのアニメを観たことない。

・ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメシリーズも観てない

こんな人が観た感想。

おそらくアニメシリーズからつながる完結編のような作品なので、まるで、スターウォーズを観たことがない人のエピソード9の感想のようなものだけど、そこは御勘弁を。

ファンから怒られそうな感想文かもしれないけど、そこは御勘弁を。

1つの映画作品としての感想を綴る。

まず、原作やアニメシリーズを知らなくてもこれ単体で楽しめた。

知らないからこそ、

分からないところを想像で補うという映画鑑賞の楽しみ方あでできた。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンって、主人公の名前だったんだ・・・

ドール、機械の手、戦争の道具・・・

事前知識がまったくないので、

ヴァイオレットは、人間なのか、ロボットなのかという疑念が最後までついてまわった。

これはこれで事前知識のない楽しみ方。

ヴァイオレットは人間なんだろうけど、映画だけだと100%の確信は持てなかった。

そして、なんといっても噂に違わぬ京アニクオリティに堪能した。

背景、調度品、服装など繊細で美しい絵、

物語の終盤に目立ったCGの方が霞む。

話してる人物を画面に置かない見たことのない構図

雨の描写、足音、風

とくに服が風にはためく描写はすごい。

そしてなんといっても、ヴァイオレットの表情は、めちゃくちゃ繊細で細かい。

相当手間かけてそう。

製作者がすごくヴァイオレットを大切にしてるというのが伝わってくる。

ストーリー的には

代筆屋という設定が面白い。

電話が手紙にとって変わるという時代、ヴァイオレットたちの代筆屋がとりまく状況が、昨今のAIにとって変わる私たちの状況にかぶる。

ただ、ハリウッド映画に慣れてるからか、やや冗長なところに集中が切れること多かった。

感動シーンを涙にばかり頼ってるところは、逆に覚めてしまった。

まだ、そのくらいなら作品を面白さをそれほど損なうものではなかったけど、

最後の最後は一気に引いた。

ヴァイオレットが子供に手紙を託す。

子供は「必ず届けるよ」といったくせに、ああゆう届け方?

風で飛んだらどうするの?

そんなことが気になって集中できない。

極め付けは、

ヴァイオレットが船から飛び込んで、島まで泳ぐところ。

伏線でヴァイオレットの戦闘能力がわかるシーンが一瞬あったとおり、確かに兵士として育てられたからそれくらい簡単なのかもしれないけど、それにしても、あの格好で、あの距離を、いとも簡単に何事もなかったかのように岸まで泳げる?義手は錆びないの?

などと物語とは関係ないことに捉われて、

それまでの没入感が一気に覚めた。

と、文句ばかり書いたけど、

超絶うまい絵と主人公の魅力は素晴らしく、

素直にヴァイオレットの世界観に身を委ねればいいのかなと思う。

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