*

20世紀少年 <最終章>

公開日: : 映画感想文

ついに20世紀少年 最終章。
物語の始めの頃は、壮大な今までにない世界観にワクワクしたものだが、
いい加減、長すぎて飽きてきた。
もう、ともだちの正体が誰なんかなんてどうでもよくなったし、
ともだちの正体が分かっても、「あっ、そう」って感じ。
(同じ原作者の「MONSTER」も最後は尻すぼみだったし・・・)
でも、1作・2作と観てしまったため、最後も観なきゃ。
という強迫観念が劇場へ足を向かわせる。
まるで1度観たら抜け出れないアメリカのTVドラマのようだ。

とはいえ、この映画の世界を私たちは笑っていられない。
オウム事件、911など、
実は現実の方が何がおきてもおかしくない世界なのだから。
また、人間どこで誰を傷つけてるのか分からないし、
子どもの頃の傷は後の人生に多大な影響を与えるいうところは
韓国映画「オールドボーイ」(原作は日本のマンガ)にもあったテーマ。
私たちも自分の想像もつかないことで、誰かに恨まれているかもしれませんよ。

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

【快挙?】 3年連続 私の年間映画1位とキネマ旬報年間1位が同じ

  2月12日に、歴史あるキネマ旬報の2017年のベストテンの表彰式がありました。   キネマ旬報ベ

記事を読む

韓国映画『哭声/コクソン』はルビンの壺だ

        「ルビンの壺」という絵がある。     物事は、見方によって、全く別物に見えるとい

記事を読む

映画『ミナリ』を観て

5月に観た映画メモ 難解だった。 キリスト教やアメリカの韓国移民の事情を知らないと分か

記事を読む

Tatsuyaの2017年ベスト映画

          今年を振り返る自己満足企画第2弾。       今度は映画編です。     今年

記事を読む

セントアンナの奇跡

スパイク・リー監督の最新作「セントアンナの奇跡」 スパイク・リーの出世作「ドゥ・ザ・ライト・シング

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

生成AIで作ったキャラクターをLive2Dで加工しUnityで動かす(まばたき、話す)

  ChatGPT(DALL-E3)で作ったキャラクターをもとに、Ch

24時間のトランジットならビザなしで中国に入国できる(上海浦東空港での体験)

中国での入国を伴うトランジットについて、私は事前にググりまくって情報を

『東京都同情塔』を読んで

ChatGPTを活用して作ったという芥川賞受賞作「東京都同情塔」を読了

『ボーはおそれている』を観て

    3月1日の映画の日はミッドサマーの監督の最新作を鑑賞(ミッド

生成AIを使ったテレビニュース風の動画の作り方(HeyGen + Canva)

  イベントの宣伝用にこんな動画を作りました。   誰でも簡単に作れ

→もっと見る

    • 1678187総閲覧数:
    • 487今日の閲覧数:
    • 184昨日の閲覧数:
    • 0現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑