著名人が語る海外投資
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新聞・雑誌等
円高ですね。
こんな時分は海外投資です。
といっても、どこに投資していいもんやら。
日経マネー12月号は、
「ニッポン人よ 世界に投資しよう」
と題して、海外投資の特集を組んでます。
そこで、3人の著名人
大前研一氏、邱永漢氏、藤巻健史氏 のアドバイスをみてみましょう。
■大前研一
・一番に重視するのは国民が優秀かどうかだ。
頭のいい人がたくさんいるのに政治がダメだから停滞している国は、
優れた指導者が現れれば大化けする可能性があるから。
・注目する国 (国民が優秀)
・ブラジル、インドネシア、トルコ、ウクライナ
・すぐに証券会社に行ってはダメ。
証券会社に行く前に旅行会社に行き、現地に行きなさい。
・自国の通貨が強い時に、それを生かして弱い通貨を買わないと意味が無い。
今動かないと後悔すると思う。
■邱永漢
・成長力のある所に行きなさい。
日本に残っている人の将来が心配です。
・中国の成長は少なくともあと10年は続くでしょう。
・中国は経済成長の真っただ中にあります。
日本で縮むパイの分け前を奪うより、
毎年、大きくなるパイの分け前をもらう方が簡単だとは思いませんか?
■藤巻健史
・米国株にガンガン強気
世界経済は回復基調にあり、株価は3月に底を打ったとみる。
注目すべきは米国の金融株が大きく上昇したこと。
シティもバンクオブアメリカも3月の安値から数倍になっている。
・危機のおおもとである金融株がこれだけ上昇し、今度はプラスの回転が始まりつつある。
株価が景気を引っ張り上げ、それがまた株価を押し上げる。
世界的な株高がこれから来るでしょう。
・新興国株の欠点は、流動性リスク。
新興国株を買いたい人は、新興国で頑張っている先進国企業の株を買うことをすすめます。
・すべての通貨がこれから弱くなる。すなわちインフレに向かう。
だからこれからは、投資対象がどの国であれ、
現金・預金・債券から株や不動産へシフトするべき時期。
・ただし、円高容認、内需振興政策で円高に進む可能性があり、
日本株は世界中に株価上昇から取り残される。
そこを勘案すると、今は国内投資から海外投資、
特に米国の株・不動産に重点投資するべき時期。
なるほど、
いずれにしても、今は海外投資の絶好のチャンスだ。
個人的には、やっぱ、ブラジルだと思うんだけど、
ブラジルじゃあ、現地に行くのはちょっと・・・。
成長する国に住むということは、最もなことなんだけど、現実はなかなかねえ。
投資は自己責任で・・・
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