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クリスマス・キャロル

公開日: : 映画感想文

ディズニー、アニメ、クリスマスと聞いて、
子供向き映画だと思う人がほとんどだと思う。
だが、しかし、そんな甘っちょろい映画では無い。
ビジネスマンにこそ観てもらいたい映画だ。
とくに、GREEDな人びとに・・・
私個人的には、身につまされる思いをし、魂をえぐられるような、とても恐ろしい映画でした。
子供よりも大人向き、
GREEDな現代社会に投げかけるメッセージ色あふれる大傑作でした。
そして、この映画を観たら、きっと、だれもが優しい気持ちになることができると思う。
オフィシャルサイト
http://www.disney.co.jp/movies/christmas-carol/

GREEDとは、
[名](より多くの富・利得に対する)意地きたない欲望, どん欲, 強欲
(プログレッシブ英和中辞典 より)
のことです。
サブプライム、リーマンショックのころ、ウォール街の金融機関の社員の高額な報酬が問題になったことがあります。
そのころ流行った言葉です。
世界の富の50%は上位2%の人々で占めているという統計もあります。
(2006年 国連大学研究所発表)
そんなに稼いでどうするの?
サブプライム・ローンのように、貧乏人をだまして、巨額の富を得るなんて、この世はどうかしてる。
しかし、これが資本主義なのだ。
そう言ってる間に、昨今、景気は底を打ったと言われ、再びウォール街は活況を呈してきており、高額な報酬を目当てに金融機関に人材が殺到しているそうです。
今は環境関連にヒト・モノ・カネが集まっており、次のバブルは環境かと言われるほど。
今度も、バブルが弾ければ、GREEDな人びとは勝ち逃げし、再び、取り残された貧乏人が損をする。という歴史が繰り返されるだけなんだろう。
そういう社会にならないためにも、一人でも多くの人にこの映画を見てほしいと思う。

PS.
「無知」という名の男の子、「貧困」という名の女の子が、
主人公に襲いかかり、悲惨な末路に至るシーンは、
トラウマになりそうなくらい、恐ろしかった。

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Comment

  1. ケッタン より:

    詳しいことはわかりませんがこの映画は昔あった
    ビルマーレーが主演していた『3人のゴースト』と原作が同じなんでしょ?
    『3人のゴースト』を高校生の見たときラストですごく希望をもてたのを思い出します。

  2. Tatsuya より:

    そのとおり、3人のゴーストと同じ原作ですよ。

  3. HAPPYMANIA より:

    クリスマス・キャロル3D <ネタバレあり>

    観に行くなら断然、3D をおすすめ。 吹替になってしまうが面白さは倍増スクルージが亡霊に連れられて 空を飛びまくるねんけど それが速いから まぁとにかく目が回りよりまくり

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