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【44歳中年サラリーマン、初めてのインドひとり旅】2日目朝〜夕方まで:ニューデリー観光・インド製のスマホ購入

 

 

ニューデリー駅を出て、日本人の駆け込み寺シゲタトラベルへ向かい、メインバザールをひたすら歩く。

凄い喧噪で、オートリキシャ、サイクルリキシャの呼び込みの声が浴びせられるけど、バラナシ行きの夜行列車のチケットを確保し、心に余裕を取り戻した僕にとっては、その呼び込みの声さえ心地よい。

 

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最近、インドのモディ首相が訪日したからか、「シンゾーアベ」とか、「ニッポンとインドは友達ネ」てな感じで話しかけるインド人が結構いた。

なかには、急に「ナンでやねん」と突っ込んでくるインド人もいたりして、とても面白い。

それに、ニューデリー駅みたいにしつこくないといころがいい。

 

いやー、心に余裕があると、みんな楽しく聞こえてくる。

メインバザールを歩きながら、適当に話相手になったり、無視したり、デリーの朝を楽しんだ。

 

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さて、本日の予定。

さっきニューデリー駅でホームレスに混ざって考えたプラン。

シゲタトラベルで夕方までのステイ先を確保し、デリー観光、

そして、インドの携帯ショップに行って、SIMフリーのスマホを買う。

 

 

1人の少年が、オートリキシャはどうかと、つきまとってきた。

感じがいい少年だったので、

「わかった。今日1日オートリキシャをチャーターしたいがハウマッチ?」

と交渉し、いくらか忘れたけど、交渉成立。

 

すると、少年は僕をいかつい兄ちゃんのところに連れて行く。

彼が運転手だという。ブラザーだから大丈夫と行って去っていった。

 

可愛い娘の呼び込みに釣られ、オバさんが出てくるスナックのようなものか。

 

 

 

まず、いかつい兄ちゃんは、シゲタトラベルまで連れてってくれた。

 

シゲタトラベルは、Cottage Yes Pleaseというホテルの中にあり、そのまま、そこのホテルに夕方までステイすることになった。

料金は950ルピー。

 

部屋はこんな感じ。

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久しぶりのシャワー、

お湯は出なかったけど、シャワーを浴びると、心が落ち着いてきた。

元気も復活してきた。

ドラクエのホイミという呪文って、きっとこんな感じなんだろうな。

 

荷物を整理、

部屋で少しまったりし、

さあ、観光に出かけよう。

 

さっきのいかつい兄ちゃんのオートリキシャを貸し切り、ニューデリーの街を巡る。

 

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インド門

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世界遺産 ラールキラー(レッドフォート)

 

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おお、ビルにガンジーが、

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道路の風景

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さすが、首都だけに、街中は信号があり、そこそこ交通に秩序がある。

 

 

 

信号待ちのたびに、物乞いが寄ってくる。

片手のないジイさんが無言で手を差し出してきたり、

小さな女の子が、バク転したり、歌を歌ったりして寄ってくる。

 

インドは急成長し中間層も劇的に増加している。

でも、街中に物乞いがいる。

小さな女の子の物乞いは見るに耐えれない。

お金を上げたとしても、ろくでもない大人の手にわたるだけなのだろう。

だから、物乞いに来るたびに都度1ルピーくらい上げた自分は凄くアマちゃんなのだろう。

 

グラミン銀行創設者のムハマド・ユヌスが言うように、本当に世界から貧困はなくなるのだろうか?

 

 

 

 

さて、 旧跡、遺跡にたいした興味のない僕は、

今回の旅でやってみたかったことの1つ、

インドでスマホを買うことにトライする。

 

ドライバーに、ホテルの近くの携帯ショップに連れてもらう。

 

「この店で最も安いスマホをくれ」

 というと、インドの大手電機メーカーMicromaxのスマホが6000ルピーという。

 

3000ルピーでどうかというと、

「お客サーン、通話しかできない携帯でさえ2000ルピーですわ」

初めてインド人があきれた顔をするのを見た。

 

「わかった、せっかくニッポンからきたばかりなので、ちょっと安くしてくれ」

 

1000ルピーまけてくれた。

(うーん、我ながら交渉力が弱い)

 

で、本体は5000ルピー(約9000円)

1ギガのSIMカードを200ルピー(350円)で購入

 

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パスポートをみせ、写真を撮り、書類を書く。

あとは、今日の19時か明日の朝に指定した電話番号に電話して、オペレーターの質問に答えれば、使えるようになるとのこと。

 

早朝のことで、全インド人に対して疑り深くなった僕は、

「今すぐできないか。信じていいのか」

と疑問を投げかける。

 

店長らしき男は、

「信じろ。俺はここに根を張って商売してるのに、そんなアコギなことできるか」

のようなことを言いきった。

 

でも19時って、夜行列車の中にいるよなあ。大丈夫かなあ。

 

まあ何とかなるさ。

 

 

 

ホテルの近くにあるレストランで昼飯。

インドに来て初めてまともな食にありつく。

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そういえば、昨日からほとんど寝てないよなあ。

 

午後はホテルのベットに吸い込まれるようにバタンキュー。

 

そのまま、いつの間にか夢の中へ。

ラリホー 

 

 

 

 

To Be Continued.

 

「2日目夜:ニューデリー駅から夜行列車に乗る」へ続く

http://tatsuya1970.com/?p=4176

 

 

 

 

 

 

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