はじめてのアジア海外就職
公開日:
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本
かつて、経済評論家の勝間和代さんは、
「出版は個人のIPO」と言いました。
つい最近また1人 IPOを果たした人がいます。
私がいつも楽しみに愛読してるブログ
もりぞおさん の「もりぞおアジア就活旅行」が本になりました。
http://morizo2011.blog.fc2.com/
もりぞおさんのプロフィール
(もりぞおさんのブログより抜粋)
外資系企業に7年+日系大企業に2年勤めた後、突如会社を辞めてビジネスクラスで1年間世界一周旅行に出る。
その後、2年間日本で働いた後、またも突如会社を辞めて、現在アジア五カ国以上で就職活動中。
という面白い経歴のかたです。
Twitterも面白い。
http://twitter.com/mota2008
さてさて、日本国内はより一層若者をイジメる社会になってきました。
国家公務員採用7割削減=09年度比、目標上積み-岡田氏が指示
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2012030901023
65歳まで雇用義務づけ法案
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120309/t10013600181000.html
ますます若者の機会は失われています。
それが、ますます就活の異常化をまねき、就活生は疲弊しきってます。
そんな就活で凄まじい競争を勝ち抜いても、高齢者増加社会の日本において、はたして日本の将来、自分の将来はどうなのか心配ですし、辞めたら他に職がない、他に選択肢はないと思っているから、どんなに鬱になっても会社にしがみつき、気がつけば年間自殺者3万人の国になってしまいました。
とても閉塞感が蔓延した社会になっているような気がします。
そういう就活生とか若手社員にこそ、この本を読んでほしい。
自殺するくらいなら、こういう選択肢があるって分かるだけでも、心は身軽になれるはず。
この本では、著者の体験から、香港、中国、シンガポールの就活の方法が具体的、懇切丁寧に記載されてます。
国内に新幹線で面接にいく感覚で、「ちょっと香港まで」と気軽に就職活動、転職活動ができるということを教えてくれます。
そうはいっても、英語できないし。。。
そういう人にもアドバイスがのってます。
フィリピンに語学留学したらいい。
食・住つきで月間わずか12万円くらいで、1日8時間のマンツーマンレッスンが受けれます。
フィリピンで学び、その後アジアで就活するという選択肢もあるってこと。
こんなことは学校やリクナビは教えてくれません。
偉そうなこと言って、そういう私はどうなの?
私はどっちかというと体制側なので、今のところ早急にアジア就活を考える必要性はないですが、そうはいってもこのご時世いつクビになるやらわかりません。
だから、そういう選択肢があるって知ったことは、とても有益でした。
そういう事態になっても困らないように、自分のスキル、語学力を磨いておかなければいけませんね。
最後に、著者のもりぞおさんの好きなジム・ロジャーズの言葉が、私の夢見る乙女心を刺激します。
人生は短い。遠くまで行って世界を見よう。そして、深く考えろ。
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