「WEAR」というアプリは、世のファッションにあまり興味ない人を買い物という憂鬱な時間から解放してくれるかもしれない。
会社帰りのバス、
僕の前の席には、センス良さげな20代っぽい若者ビジネスマン二人組が座ってた。
若くてイケメンはいいなあ、とふと思った。
と、二人が見てるスマホ画面に目が止まった。
その二人のスマホ画面には、ファッション誌の素人モデル投稿コーナーみたいな画面が映ってた。
アイコンがバッチリ見えた。
「WEAR?」
ちなみに、僕はBLの気があるわけでも、
人のスマホ画面を覗き見るような趣味はないけど、
なぜか、この時は、気になった。
最近の若い人って、雑誌とかの受け売りじゃなくて、インスタを参考にしてるって聞いてたけど、「WEAR」ってのも人気あるのかなあ?
気になったので、
家に帰るとすぐにダウンロードした。
「WEAR(ウエア)」は、ZOZO つまり「スタートトゥデイ」のサービスで、
700万枚以上のコーディネートから、あなたが気になるファッションアイテムの着こなしを探すことができます
とのこと。
昔まだ私がファッションに興味があった頃。
メンズクラブや、メンズノンノなぞ読んでたこともある。
これらの雑誌は、ファッションコーディネート写真の隅に、ブランド名や値段が親切に記載されていた。
ほとんど手が届かない値段ばかりだったけど、雑誌をパラパラして、「おっこれ欲しい!」って妄想してた。
若い頃は、ファッション誌読むだけでも、オサレになった気がしたものだ。
その感覚が、今、「WEAR」で甦った。
普通の一般人と思われる人も投稿してる。
ファッション誌でいうところの読者モデルみたいだ。
投稿された写真のアイテムにブランド名が表示されている。
ファッション雑誌と違って、そのまま購入できる。
例えば、このコーディネートのパーカー「STUDIOUS」の文字をタップすると、
購入画面に移動する。
コートは「古着」
この場合は似たテイストのアイテムが表示される。
すごいなー
せっかくだから注文。
UI 、UX が素晴らしいからか、
ストレスなくスムーズに買い物ができる。
数日後
届いた。
美容院に行くお洒落な人がいる一方で、
1000円のQBハウスに行く人がいる。
せっかくの休日に、散髪屋に並んで、理容師の雑談に付き合うのが憂鬱って人は多いと思う。
QBハウスは、
世のお父さん方々を、
せっかくの休日に散髪に行くという憂鬱な時間から
解放してくれた。
お店を回って好きな服を探す人がいる一方で、
ショッピングに時間を使いたくない人もいる。
その方が多数だと思う。
店員や周りの客から品定めされるストレス。
つきまとう店員とのコミュニケーション。
街に出て、いろんな店を回って、下手したら1日仕事。
僕なんか、中年でちょっと肥満体だし、ぱっと見オタクだし、
若者が多いお店に行くのには、めちゃくちゃ抵抗ある。
WEARは、今はファッション好きな人中心に利用されているアプリかもしれないが、ファッションにあまり興味ないが、ダサいのはイヤだっていう人にこそピッタリだと思う。
WEARは、
世のファッションにあまり興味のない人を、
せっかくの休日に服を買うという憂鬱な時間から
解放してくれるかもしれない。
さらに、ZOZOは、昨年11月、革命的プロダクトを発表した。
ZOZO SUIT
僕はこのことを知るや否やすぐ注文した。
(発表当時は1月発送予定だったが、すごい反響だったため注文に生産が追いついておらず、現在発送時期は未定になっている)
これが普及すれば、
もうみんなZOZO以外から服を買わなくなる。
まるで、アップルがiTunesでやったことを、ZOZOはファッションでやらかそうとしてる。
今後もスタートトゥデイの動向に注目。
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