映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観て
公開日:
:
映画感想文 シェイプ・オブ・ウォーター, 映画
今年のアカデミー賞作品賞を受賞した
「シェイプ・オブ・ウォーター」を観た。
ひとことでいうと、
半魚人とのラブストーリー
えっ?
そして、
ヒロインは地味なオバサン
えっ?
普通、こんな話が映画になるわけないと思う。
でも、
そんな話が、もしかしたら実話じゃないかと思うほど、違和感なく進む。
美男美女のラブストーリーよりもトキメクし、心に刺さる。
監督は、メキシコ移民のギレルモ・デル・トロ。
折しも、アメリカ合衆国はトランプ大統領就任後、不寛容の国になってしまった。
トランプはメキシコ移民に対して差別発言を繰り返している。
ギレルモ監督は、映画という表現を通して、トランプに対峙してるかのようだ。
半魚人というメタファーを通して、多様性、寛容の素晴らしさをとく。
ラストシーンの美しさに、我々の理想の世界が見えた。
ad
- Tweet
-
この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット
関連記事
-
キャプテン・フィリップス
「海賊王に、俺はなる」 (モンキー・D・ルフィ) 「俺は、俺の旗の下に、自由に生きる」 (宇宙
-
映画「それでも夜は明ける」と現代の奴隷
黒人監督の作品として初のアカデミー作品賞をとった 「それでも夜は明ける」 を観ました。 よく分
-
おおかみこどもの雨と雪
話題のアニメ 「おおかみこどもの雨と雪」を見た。 私は映画にいちいち意味を求めるクセがあるけど、 こ
-
レッドクリフ PartII
ジョン・ウー版三国志の第2弾。 三国志の設定をもとに、ふんだんにオリジナルストーリーを入れて、 観る
-
野村萬斎が満載の映画「花戦さ」を観て
野村萬斎祭りという感じの、野村萬斎が満載な映画「花戦さ」を観た 映