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アバター

公開日: : 最終更新日:2020/05/13 アバター, 映画感想文

ついに、映画もここまで来たか・・・
圧倒的な大迫力、文句なしの大傑作!
約30年前に「スターウォーズ」を見て衝撃を受けた子供が現在のハリウッドの中枢にいるのと同様、あと20、30年後、ハリウッドでは「アバター」を見て映画の世界に入ったという人ばかりになるだろう。
(ちょっと言い過ぎかも)
圧倒的迫力の3D映像に目を向くが、それよりも、現在の世界をとりまく問題を内包し、子供にも分かるような勧善懲悪のストーリーが素晴らしい。
資本主義の強欲さと、
先進諸国、中国などの資源獲得競争による環境破壊
そして自然との共生、人間の絆など
「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」等の宮崎作品と同様のメッセージが展開される。
自然が蹂躙されるシーンには、思わず目を背けたくなるほど。

これは映画なのか?
体感せよ!
観るのではない、そこにいるのだ。
宣伝文句に偽りは無い。
オフィシャルサイト
http://movies.foxjapan.com/avatar/

PS.
この星には資源よりも重要なものがある。
すさまじい処理能力のネットワークがあるんだ。
と、シガニー・ウィーバー演ずる科学者が言ったところ、
こいつはヤクをやってるのかと笑われる。
旧態然とした考えの人間は、情報化社会の利点を理解できないことへの皮肉なのだろう。
大前研一流に言うと、
旧大陸の人間は、新大陸の人間の考えが理解できないということか。

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Comment

  1. joshua より:

    久し振りに映画館に行った。
    この映画を見るために。残念ながら3D上映ではなかったけど。
    それでもこの映画の迫力はすごいね。映像技術もここまで来たかと感嘆した。
    そしてストーリーには大いに考えさせられた。
    星を守るという大義を背負ったアバターとナヴィ。しかしやっていることは殺戮だ。
    ナヴィにはナヴィの、人間には人間の都合がある。
    お互いが主張して相容れず、最後は殺し合いを
    した。
    もちろん普通に見れば、乗り込んで自然を荒らす人間たちのほうが悪いのだろう。しかし彼らにもやむにやまれぬ事情がある。そして殺し合いを仕掛けてきたナヴィと戦うことになった。
    では、倫理的にはどうか?
    これは非常に難しい問題だが、結局倫理観というのも自分たちが作った価値観にすぎないため、倫理が正しいかどうかは、本当のところ誰にもわからない。絶対的な正解ではないということだ。
    気負わず見れば健気なナヴィと、その一人に恋をして勇敢に戦うアバターにエールを送りながら楽しむ映画なのだと思うけど、描かれている世界がこの世の縮図でもあると感じたとたん、深く考えさせられたのでしたww

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