君がオヤジになる前に
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本
君がオヤジになる前に
現在私は40歳、もうオヤジだ。
オヤジ狩りの対象でもある。
でも精神年齢は10代からあまり変わってないような気もする。
自分が10代、20代のころ、オヤジになるなんて、想像だに出来なかった。
本書で、38歳のホリエモンこと堀江貴文氏は「オヤジ」をこう定義する。
「オヤジ」とは年齢的なものではなく、より良き方向へ改善することを放棄してしまった者のこと。
つまり「思考停止状態」となった者のこと。
ギクリ!
自分はそうじゃないと思ってたが、自問自答しよう。
思考停止になってないか?
本書は、主に若い世代へ向けた本であるが、40歳のワタシにもビビッと来る刺激があり、自分のマインドをメンテナンスするキッカケにもなる。
世間の目を気にするモラルのある常識人?から見れば、ホリエモンは異端児かもしれない。
PTAが本書を読んだら有害図書に指定するかもしれない刺激的な内容が綴られる。
上司も部下には読ませたくないかもしれない。
「オヤジ」からしてみれば、自らの人生、価値観を否定してしまいかねない内容だから、ホリエモンのような輩を徹底的に潰そうとする。
しかし、これらの内容は、思考力のある人間なら皆思ってるけど、口にしないだけの当たり前のことばかり。
ホリエモンは正直すぎるだけ。
その正直さのため、オヤジ世代にとっては唾棄すべき存在であり、若い世代にとっては痛快な存在になってるんだと思う。
さて、本書のテーマを乱暴にまとめると、
「思考停止になるな」
「情報弱者になるな」
ということ。
そして、私が一番ショックを受けた言葉が、
「自分が持っているパフォーマンスを最大限に生かさないのは、人が持って生まれた才能に対する冒涜」
ということ。
再び、自問自答する。
今までの40年間は自分を冒涜し続けたのではないか?と。
ホリエモンよ、気づかしてくれてありがとう。
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