第8弾 iPhoneアプリ「日本の都市の名前当てクイズ」製作裏話
2015年11月12日に、第8弾iPhoneアプリ「日本の都市の名前当てクイズ」をリリースしました。
https://itunes.apple.com/jp/app/ri-benno-dou-shino-ming-qian/id1041808646?mt=8
これは、4つの写真から日本の都市の名前を当てるという単純なアプリです。
今回は、このアプリの製作秘話をお伝えします。
実は、今回のアプリは、私のオリジナル作品ではありません。
自分のプログラミング能力の限界を感じたこと、本業が多忙で製作時間がとれないことから、他人の力を借りることにしました。
第5弾アプリ「Gulu-Gulu」では、クラウドソーシング「UpWork」で見つけたロシア人のポールさんに手伝ってもらいました。
そして、今回は、自分ではほとんどコードを書かず、他人が書いたコードを改良して作品に仕上げました。
まず、クラウドソーシングUpWorkで、
「アプリを買います。著作権は私に帰属します。」
と募集をかけました。
世界中から10人くらいの応募があり、オランダ人からアプリを購入しました。
それは、ヨーロッパのGooglePlayでヒットしている
「4Pics1Word」というクイズゲームもどきのアプリでした。
これは、4つの写真から1つの単語をあてるというシンプルなゲームです。
で、これを自分用に改良します。
短時間でクイズが作れそうな素材ということで、いろいろと考えましたが、最終的に、世界の国名、都市名はすでに類似アプリがあったため、日本の都市の名前をあてるクイズにしました。
写真は、著作権フリー写真から探しました。
写真AC
商用無料の写真検索さん
https://www.nairegift.com/freephoto/
そして、今回も「Gulu-Gulu」でお世話になったロシア人のポールさんに手伝ってもらいました。
オランダ人から仕入れたプログラムがiPad対応してなかったため、そこの改良に手こずり、2回リジェクトされました。
とくに2回目のリジェクトでは、米国のアップルから直接電話指導をいただくという大変おもしろい経験もさせてもらいました。
そのときの経験談
「米国アップルからの電話」
http://tatsuya1970.com/?p=6187
どうして、個人的なアプリを開発するのに、ここまでするんだ。
と思われるかもしれませんが、
他人のプログラムを買うことは、以下のような大きなメリットがあります。
・自分では考えつかないアイデアに出会える
・ソースコードが分かるので、自分のプログラミング能力向上になる
(これが一番のメリット)
・開発が短期間で済む。
私は、近いうちに、商用に耐えうる高いレベルのアプリを世に出したいと思っています。
しかし、現状、開発時間がまったくない状態なので、今のままでは、実現は絶対無理です。
だから、
・他人のソースコードを入手し、短時間で自分のスキルを向上させる
・ネット上で他人と協働するノウハウを得る
これらのために、クラウドソーシングを使ったこのやり方がベストで、それで生じる費用(たいした費用はかかっていませんが)は先行投資だと思ってやっています。
さて、現在第9弾アプリを開発中です。
今までで一番レベルの高い作品になりそうです。
私は、メインプログラムの開発と仕様書を作成し、細部をUpWorkで見つけた外国人(ラトビア人、香港人、パキスタン人)に開発してもらっています。
近日中に公開できると思いますので、お楽しみに。
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