野村ホールディングスの株主総会の株主提案がまるで２ちゃんねるのようだ。

公開日： 2012/06/02 : 未分類

野村ホールディングス定時株主総会の株主提案が、ふざけ過ぎだと話題をよんでます。
（例）社内の便所は全部和式にするべきだ、名称を「野菜ホールディングにするべきだ」などなど
これは、ウォールストリートジャーナルやフィナンシャル・タイムズでも取り上げられて、全世界の笑い者になってます。
http://ftalphaville.ft.com/blog/2012/06/01/1026961/nomura-toilet-humour/

では、野村ホールディングスの「定時株主総会招集ご通知」の１２ページからご覧ください。
リンク
http://www.tse.or.jp/disc/86040/140120120530044222.pdf

一部抜粋します。

第３号議案
営業マンは初対面の人に自己紹介をする際に必ず「野菜、ヘルシー、ダイエツトと覚えてください」と前置きすることとし、その旨を定款に定める。
第５号議案
また会場は狭隘で腋臭の株主も多いことから恒例の万歳三唱は止めてもらいたい。
第１２号議案
貴社のオフィス内の便器はすべて和式とし、足腰を鍛練し、株価四桁を目指して日々ふんばる旨定款に明記するものとする。
提案の理由 : 貴社はいままさに破綻寸前である。別の表現をすれば今が「ふんばりどき」である。営業マンに大きな声を出させるような精神論では破綻は免れないが、和式便器に毎日またがり、下半身のねばりを強化すれば、かならず破綻は回避できる。できなかったら運が悪かったと諦めるしかない。
第１３号議案
代表取締役社長は代表クリスタル役社長と呼ぶ旨定款に定める。
第１７号議案
「定時株主総会は、毎年4月1日から3カ月以内に招集し」とあるを「定時株主総会は、毎年グレゴリオ暦協定世界時における4月1日および10月1日からそれぞれ3カ月以内に召集し」と改める。

これらのふざけた提案に対し、このようにマジメにご回答されてます。
「取締役会は、第2号議案から第19号議案までのすべての議案に反対いたします。これは取締役会として、これらの提案が株主共同の利益または企業価値の向上のいずれにも資するものではないと判断したためであります」

いくら株主様からの提案といえど、こんなふざけた提案を真に受ける必要があるのでしょうか？
でもそれがあるんですよね。
ジャジャーン
株主提案権！
こちらのリンク参照
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/management/man065.html

でも、こんな提案が書面化され、このように世界中の話題になるのなら、来年度からウケを狙った提案がもっともっと増えるのではないかと、人ごとながら憂慮します。
まさに、株主総会の２ちゃんねる化！

この資料をよく読んだら、この株主提案は１人の人間によるものでした。
ここまで全世界の話題をさらって、さぞかしご満悦のことでしょうね。

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