シンガポールのスタートアップ関連英文記事を要約してみるシリーズ(その2:Electrify)
訳あって当面シンガポールのスタートアップ事情を調べることになったのですが、日本語の情報が少ないので、それっぽい英文記事を毎日要約しようと思います。
(こう宣言した方が続きそうだし、誰かが見てくれると思ったら頑張れるので)
Google Alerts で「Singapore Startup」というキーワードを設定し毎日収集。その中から文章が短くて興味を引いた記事を抽出します。
今日は、シンガポールのスタートアップ Electrify社 について。
Singapore-based Electrify raises US$30 mln in ICO
http://www.ejinsight.com/20180308-singapore-based-electrify-raises-us30-mln-in-ico/
シンガポールに本拠を置くスタートアップ Electrify社は、ICOで3000万ドルを調達しました。
ブロックチェーン技術を使用している同社は、1年前、小売電力情報の市場を構築しました。
消費者は、ソーラーパネルや風力タービンなどの小型の独立した電力設備などからスマートコントラクトを通じて、電子ウォレットを使用して電力を購入することができます。
このICOによって調達された金額は、Tech in Asiaによると、シンガポールのICOプロジェクトの中で第3位にランクされています。
今後、東南アジア、日本、オーストラリアなどの他の市場で資金調達を拡大する予定です。
Electrify社によればは、すでに約377万ドルの電力取引を完了し、シンガポールの企業は、同社のサービス開始以来、554,000米ドルもの電力を節約しているといいます。
シンガポール政府は、個人や法人が電力販売業者からエネルギーを購入できるように、電力市場の規制緩和を2段階で開始します。
第1段階では、108,000人の消費者と9,500の企業がこの恩恵を受けることが期待されています。
政府がこの政策の有効性を確信した場合、第2段階は6月に始まります。
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