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「天気の子」を観て

公開日: : 映画感想文 ,

バタバタして書けてなかった。

8月上旬に見た映画の感想。

「天気の子」

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49のオッサンのくせに胸キュンでした。

もうネタバレしてもいいと思うので、ネタバレを含んだ感想を書きます。

(以下ネタバレ)

鑑賞後、まず思ったのが、「君の名は。」の裏バージョン感。

「君の名は。」は、若い男女の自己犠牲(お互いの記憶を忘れる)によって、人々は救われる。

一応、最後ハッピーエンドっぽいんだけど、お互いがお互いの過去を知らないというところに切ない気持ちが余韻として残る。

ウォーレン・ビューティの「天国へのチャンピオン」も確かそんな余韻を残す映画だった。

切ない余韻が残るから、素晴らしい心に残る作品になっている。

一方で、「天気の子」

こちらも、「君の名は。」と同様に、超常現象を体験する若い男女が災害によってドラマチックな展開を見せる。

こちらも、最後はハッピーエンドっぽいんだけど、素直にハッピーエンドに思えない気まづさで終わる。

そのハッピーエンドは、何年も雨が降り続き、都会は水没してしまうという他人の犠牲の上に成り立ってるからだ。

果たして、主人公の女の子は、本当に雨を止める能力の持ち主なのか、二人の勘違い、思春期の夢、妄想なかもしれない。

でも、二人にとっては、これは真実で、世界を裏切ってるという壮大な罪を背負っている共犯者的な思いが、二人の絆を強固にしている。


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「君の名は。」と「天気の子」

二人にしか知り得ないこと、

二人以外には絶対信じてもらえないこと。

世界中で、二人のことを本当に理解できる人間はいない。

現実社会を見てみると、愛だの恋だの、その相手である必然はない。たまたま出会ったからという偶然や妥協から成り立っている。運命の出会いなんてない。

そう思い込んでるだけ。そう信じてるだけ。

そんな現実を、「君の名は。」と「天気の子」は忘れさせてくれる。

この広い世の中で、男女が出会い、結ばれることは、他の誰でもない、その人でないといけない必然性がある世界が描かれているからだと思う。

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