エッフェル塔
パリと言えば?
多分ほとんどの人が、「エッフェル塔」って答えることでしょう。
私もパリに旅行に行った時、
タクシーからエッフェル塔が見えて初めて「パリに来たんだ」と感動しまたし、パリの街のどこからでも見えるエッフェル塔を見るたびに、「自分は今パリにいるんだ」という幸福感と安心感、そしてパリの街との一体感を感じたものです。
しかし、今やパリの象徴であるエッフェル塔ですが、建設当時はパリ市民から大ブーイングだったそうです。
歴史ある美しいパリの街を見下ろす何の役にも立たない不格好な鉄の塊・・・
作家のモーパッサンは、エッフェル塔のレストランでよく食事をしました。
だってここは、私がパリで塔を見ないですむ唯一の場所だからさと言いながら・・・
それから時が流れ、今やパリ市民はもちろん世界中の人びとがエッフェル塔に魅了されています。
それはなぜなんでしょうか?
本書は、フランスの思想家ロラン・バルトが、「エッフェル塔」を読み解きます。
筑摩書房
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文学に疎い私にはとても難解な内容でした。
ただ、私が本書で一番共感できたのは、最後に述べられてるように、人間の想像力と自由の偉大さです。
そこの箇所をそのまま引用します。
エッフェル塔をとおして、人々はその偉大な想像の機能を行使する。
そしてこの機能こそ、人間の自由そのものである。
なぜなら、どんな暗い歴史も、人間からこの機能を奪うことは決してできなかったのだから。
エッフェル塔は、宗教とも芸術ともかかわりがなく、何の役にもたたない存在。
にも関わらず、塔を登れば、憧れの街パリを征服することができる。
エッフェル塔はそれ自体なんの意味を持たない存在なので、人間は想像を駆使し、自由になれる。
だからこそ、宗教・文化・国籍を超えて、世界中の人々を魅了してやまないのでしょうね。
私とエッフェル塔

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