*

坂の上の雲(二)

公開日: : 最終更新日:2021/03/04 , ,


今夜でNHKドラマ「坂の上の雲」第1部完。
第2部は来年の12月。
えらい先ですね。
それまでは「竜馬伝」を楽しむとしますか。

さて、本ドラマは文庫版の第2巻までをほぼ網羅しました。
文庫本第2巻のあらすじ
日清戦争が勃発、
士気の低い官僚的な老いた国家清国に
新進気鋭の新興国日本は勝利した。
秋山真之は米国、イギリスに留学。
米西戦争を体験、
その後の日露戦争での作戦に多いに参考になった。
ロシアの南下政策、満州、朝鮮に迫ってきた。
日本と対決する日が刻々と近づいてきた・・・

さて、名言のオンパレードの「坂の上の雲」
第2巻から、心に残った名言を備忘録に残します。

【秋山好古】
いくさは、だれにとってもこわい。
そういう自然のおびえをおさえつけて悠々と仕事をさせてゆくものは義務感だけであり、この義務感こそ人間が動物とはことなる高貴な点だ。
たいがいの人は妻子をもつとともに片足を棺桶につっこみて半死し、進取の気象おとろえ、退歩をはじむ。

【秋山真之】
明晰な目的樹立、そしてくるいない実施方法、そこまでのことは頭脳が考える。
しかしそれを水火のなかで実施するのは頭脳ではない。
性格である。
平素、そういう性格をつくらねばならない。
軍艦というものはいちど遠洋航海に出て帰ってくると、船底に「かきがら」がいっぱいくっついて船あしがうんとおちる。
人間も同じで、経験は必要じゃが、経験によってふえる智恵とおなじ分量だけの「かきがら」が頭につく。
智恵だけ採って「かきがら」を捨てるということは人間にとって大切なことじゃが、老人になればなるほどこれができぬ。

【正岡子規】
自分の部屋の汚さを「獺祭(だっさい)」と表現
獺(かわうそ)は、その巣に雑多な魚を集めて貯蔵する習性があるが、古代中国人はこれをもって、あれは魚を祭っているのだ、とした。
子規はそれをふまえ、自分は本を祭ってんだと。
柿くえば鐘がなるなり法隆寺
英国の軍艦を買い、ドイツの大砲を買おうとも、その運用が日本人の手で行われ、その運用によって勝てば、その勝利はぜんぶ日本人のものじゃ。
固陋(ころう)はいけんぞな。

【広瀬武夫】
借問す、人生はたして幾年なりや
男児、命を楽しみ又天を知る
滄溟(そうめい)到るところ骨を埋むるに堪う
要らず、青山(せいざん)に墓田を卜(ぼく)するを

【ホーウィー(清国海軍の米国人幕僚)】
(清国の状況を見て)
派閥抗争は老朽した国家の特徴である。
かれらは敵よりも味方のなかの他閥のほうをはるかに憎む。

【ニコライ二世(ロシア皇帝)】
(ドイツ皇帝の使者が日本と戦争するのかの問いに対して)
戦争はありえない。
なぜならば、私が戦争を欲しないから。

おそるべしロシア皇帝の傲慢さ。
日本には戦争する能力などないから威圧すれば足りる。ということらしい。
ロシアの脅威は満州、朝鮮と迫ってきている。
どうなる日本。
第3巻へ続く
(ドラマの進行に合わせ、次回は1年後に・・・)

PS
第1巻についての日記はこちら
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2595569

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

no image

空気を読むな、本を読め。

今日は雨。 晴耕雨読。本日2冊目の本の紹介。 KYって言葉、誰が考えたんだろう。 こんな言葉が定着

記事を読む

怒らないこと

自分でいうのもなんですが、私は普段はとても温厚な性格の人間です。 しかし、ひとたびキレると自分でも

記事を読む

前へ!前へ!前へ!

ネットサーフィンしてたら、いつの間にか、このサイトにたどり着いた。 READY FOR? htt

記事を読む

no image

ルポ 資源大国アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄

先週、アフリカ経済の魅力についての本「アフリカ 動き出す9億人市場」を読んだが、 http://p

記事を読む

911の関連本、関連映画の紹介

今日は同時多発テロから11年目。 今日は、関連書籍、映画をざっとご紹介します。 まずは、

記事を読む

ad

Comment

  1. ケッタン より:

    ドラマ面白いですね。小説を読んでみようと思いました。
    キャストがみんないいですね。特に香川照之。最近はいろんなドラマにでていてそのすべてで存在感がある。引っ張りダコですね。「竜馬伝」にもでますし。
    あと、NHK独特のセットまるわかりの映像ではないところがいいです。

  2. Tatsuya より:

    日本人なら司馬遼太郎の「坂の上の雲」と「
    竜馬がゆく」は必読ですよ。元気が出ます。

Tatsuya へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」を観た(ネタバレあり)

昨年凄く見たかったのに広島ではすぐ終わって見逃した映画「ワン・バトル・

映画『落下の王国』を観た

  2026年1月17日 今年、最初に観た映画は『落下の王国』  

【iOS】Admobが反映されない。

  iOSアプリにGoogleのAdmobを設定したはずなのに、反映さ

iOSアプリ申請に必要なスクリーンショットをFigmaのテンプレートで作る!

やっとアプリを作って一安心。さてAppStoreに申請だ。 と、ここか

2025年Tatsuya’s Blog 年間アクセスランキング

2025年最後のブログは、毎年恒例の 「Tatsuya’s blog

→もっと見る

PAGE TOP ↑