ハート・ロッカー
今年のアカデミー賞作品賞の「ハート・ロッカー」を観た。
さすが、アカデミー賞受賞作。
見ごたえたっぷりの恐るべき傑作。
「ハート・ロッカー」とは、米軍のスラングで「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する。
映画の最初に引用される意味深な言葉。
WAR is DRUG
その意味は最後にわかる。
本作は、イラクでの米軍の爆弾処理班の日々を冷静にたんたんと描くことで、
殺しが日常となっている戦場での狂気が伝わってくる。
最近読んだピューリッツァー賞受賞のスティーヴ・ファイナル『戦場の掟』と重なった。
イラクの傭兵を描いた『戦場の掟』でも、アメリカでの日常生活よりもイラクを選ぶ若者の話があり、
まさに WAR is DRUG
なんという世界だ。
『戦場の掟』についてのブログ記事
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2679113
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