「硫黄島からの手紙」にみるリーダーの要件
今日は終戦記念日なので、テレビの洋画劇場で、
クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」をやっていました。
改めて、戦争の無意味さ、理不尽さを感じ、とてもやりきれない映画でした。
戦争についての議論は他にまかせるとして、
今回は、ビジネスにおけるリーダーシップという観点から、この映画をとらえます。
渡辺謙演じる栗林中将の人間的で合理的な言動に、スカッすると同時に、、
組織のリーダーシップについて、学ぶべきことが多かったのではないかと思います。
栗林中将は、少ない戦力等の不利を承知で、心の中では戦争は無意味だと思っていても、
自分の与えられた任務(硫黄島を死守すること)を、私欲なく忠実に実行しています。
たとえば、以下のようなところです。
・自分の目で現場を見て作戦をたてる
・無意味な体罰を辞めさせる。(ただでさえ少ない戦力を浪費させないため)
・武士の美学による自決などは無駄だと切り捨て、最後まで死力を尽くすことを命じる
理想の指揮官、上司像がここにあると思います。
栗林中将は、自分の意見はともかく、リーダーシップを自分の仕事とし、
権威を振りかざすことなく、一貫性のある言動で、皆の信頼を勝ち得ていきます。
それは、ピーター・ドラッカーの言っているリーダーの要件にも当てはまります。
【リーダーの要件】 (ピーター・ドラッカー「プロフェッショナルの条件」より)
①リーダーシップを仕事と見ること
②リーダーシップを地位や特権ではなく責任を見ること。
③信頼が得られること。
④賢さに支えられるものではなく、一貫性に支えられるもの。
すべてのマネージャーに、この映画とドラッカーを捧げます。
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