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「原因」と「結果」の法則

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自己啓発書のバイブルといわれるジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」を読んだ。
1902年に書かれた本だが、100年経った今も色あせない。
近年の自己啓発書と呼ばれるものは、
すべて本書に、具体的な事例をつけて、あれこれ複雑にしたに過ぎないと言われます。
デール・カーネギーしかり、スティーブン・コヴィーしかり、勝間和代しかり・・・
つまり、本書だけあれば十分なのです。

では、本書から印象に残った箇所を抜粋。

・私たちは、愚痴を言ったり罵ったりすることをやめ、
 自分の人生を調正している「隠れた正義」の存在を認識し、
 それに自分の心をしたがわせはじめたときから、
 真の人間として生き始めます。
・あなたの環境は、あなた自身の心を映す万華鏡です。
・あなたは、あなたがなろうとする人間になる。
 卑しい心は、失敗の原因を見つけるべく、環境に目をやるかもしれない。
 しかし、気高い心はそれをたしなめ、つねに自由である。
・人間を目標に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。
 疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。
・気高い夢を見ることです。
 あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。
 あなたの理想は、あなたの未来を予言するものにほかなりません。
・いまのあなたの環境は、あなたにとって好ましいものではないかもしれません。
 でも、もしあなたが理想を抱き、それに向かって歩き始めたならば、
 いまのそんな状況はけっして長くは続きません。

自分の置かれた環境・境遇に不平・不満を言うのではなく、なぜそうなのか原因をしっかり認識することが大事です。
そういった現状には必ず自らが招いた原因があるはずだから。
今の境遇は自らが望んだ結果に他ならないのです。
人間は自ら思った人間になります。
自らの態度・心の持ちようで、自分の望む人生を過ごすことが可能なのです。
壁に直面したとき、人生に悩んでいるときに、本書を手に取ることを薦めます。
人生への希望が沸き出し、心が洗われる思いがすることでしょう。

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