*

20歳のときに知っておきたかったこと

公開日: : 最終更新日:2016/01/10

マイケン・サンデル教授以来、有名大学の講義ものがブームらしい。

今度はスタンフォード大学の特別授業。
アントレプレナーとイノベーションの講座だ。

「20歳のときに知っておきたかったこと」

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ Tina Seelig

CCCメディアハウス 2010-03-10
売り上げランキング : 2812

Amazonで詳しく見る by G-Tools

 

タイムマシンに乗って、20歳の私に贈りたい。

 

よく言われることだけど、
改めて思う。
やっぱり、情熱をかけられることを仕事にすべきだ。
そして、情熱だけじゃなく、情熱とスキルと市場が重なり合うところ。
それが、スウィート・スポットなのだ。
こんなに楽しんでいてお金をもらっていいのかと思えることを仕事にする。
これが理想なのだ。
最悪なのは、仕事にまったく興味が持てず、その分野のスキルもなく、いまやっていることを活かせる市場もない場合。
たとえば、雪が嫌いでセールスの腕のないのに「エスキモーに雪を売るセールスマン」になってしまうこと。
最悪だけど、夢がないとこうなってしまう。
自分の情熱を捧げることが何か を知らないと、「ブラック企業」しか道は残ってない。

 

チャンスは無限にある。
問題の大きさに関係なく、いまある資源を使って、それを解決する独創的な手法はつねに存在するのに、たいていの人は解決できるはずがないと決めてかかってるので、目の前に独創的な解決法があっても気づかない。
解決されるのを待っている問題は、いつでも身近にある。

グーグル共同創業者ラリー・ペイジが言うように
できないことなどない、と呑んでかかることで、決まりきった枠からはみ出よう!
そして、できるだけ大きく考えよう。

小さな目標を決めるよりも、大きな目標を掲げた方が楽なことが多い。
小さな目標の場合、達成する方法は限られている。それをはみ出るとうまくいかない。
大きな目標であれば、時間や労力をかけれるし、達成する方法も多い。

そして、大きな問題に立ち向かおう!
サン・マイクロシステムズ共同創業者のビノッド・コースラもこう言っている。
「問題が大きければ大きいほど、チャンスも大きい。大して問題でないものを解決しても、誰もカネを払ってはくれない」

 

また、当たり前のようだけど、成功者によくある特徴。
それは、
よき観察者であり、開かれた心を持ち、人当たりがよく、楽観的なこと。

 

さまざまな人間に会おう。
どこかに出かけて、誰かに会おう。

扉はたくさんあり、その向こうには驚くほどのチャンスがあるのだから。

 

そして、本書の最後の言葉が我々を元気づける。

予想できる道を外れたとき、常識を疑ったとき、チャンスはいくらでもあり、世界は可能性に満ちていると考えることを自分に許可したときに、飛び切り面白いことが起きるんだと。

 

世界は希望と可能性に満ち溢れてる。
狭い世界にとじこまらずに、あとはやるだけだ。

Just Do It !

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

こんな僕でも社長になれた

東京都知事選が話題です。 中でも私が注目しているのは、 家入一真さん。 ホリエモンと一緒に登場

記事を読む

デジタルって言葉が流行ってる今だから改めて読む本『アフターデジタル』の紹介

ここ最近、「デジタル」って言葉が流行ってる。 新聞、テレビのニュースでは、連日猫も杓子もデジタルデジ

記事を読む

災害ボランティアの心構え

先日、宮城県東松島市へボランティアに行ってきました。 ボランティア初体験なので、すごく不安でした。

記事を読む

no image

加速する肥満

体重が増えると、人間は体重計に乗らなくなる。 ~ トーマス・フリードマン (「グリーン革命」より)

記事を読む

プルーストとイカ

「むかし、むかし、あるところに・・・」 子どもの頃、寝る前に布団の中で、母親から本を読んでもらうの

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

24時間のトランジットならビザなしで中国に入国できる(上海浦東空港での体験)

中国での入国を伴うトランジットについて、私は事前にググりまくって情報を

『東京都同情塔』を読んで

ChatGPTを活用して作ったという芥川賞受賞作「東京都同情塔」を読了

『ボーはおそれている』を観て

    3月1日の映画の日はミッドサマーの監督の最新作を鑑賞(ミッド

生成AIを使ったテレビニュース風の動画の作り方(HeyGen + Canva)

  イベントの宣伝用にこんな動画を作りました。   誰でも簡単に作れ

タランティーノの第1回監督作品「レザボア・ドッグス」を観たよ

  只今タランティーノの第1回監督作品「レザボア・ドッグス」がデジタ

→もっと見る

    • 1666677総閲覧数:
    • 84今日の閲覧数:
    • 2303昨日の閲覧数:
    • 2現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑