借りぐらしのアリエッティ
久しぶりにジブリ作品を観た。
ひとりぐらしのアリエッティ
もとい
その日暮らしのアリエッティ
もとい
借りぐらしのアリエッティ
ちょっと前にNHKスペシャルでメイキングを特集してたので、興味を持っていた。
でも大ヒット映画で人が多そうなので、人が少なくなった今頃観に行った。
最近ハリウッドのCGアニメに慣れてたせいか、人のにおいのするセル画がとても新鮮。
本作は、ひとことで言うと、子供にも安心して観させられるPTA推薦映画といったところか。
ジブリ映画のターゲットと思われる
読書の好きな文系女子の憧れるシチュエーションは健在。
文系女子必須の「耳をすませば」チックな純愛と、
ドールハウスに代表される調度品のヨーロッパな趣味も健在。
なので、ハリウッドこてこてノー天気筋肉マン体育会系にはお薦めしない。
いたるところにツッコミどころ満載だけど、
ラストシーンの薄幸の美少年のセリフには、「耳をすませば」のラストシーンもビックリな臭いセリフに閉口した。
というか、聞いてるほうが恥ずかしかった。
そうは言っても、ジブリ映画に一貫して流れてる「共存共生」というテーマ。
今回は「生物多様性」の問題に踏み込んでるような気が・・・。
まあ、そんな難しいことは抜きにして、
話の内容よりもアリエッティが可愛い。
それだけで十分。
ええおっさんが何を言ってるのだか・・・
PS.
人間の純粋な残虐性が全面に出たら、めちゃダークな映画になるんだろうなと思った。
だって、小人だよ。
人間が小人を捕まえるシーン。
実は結構ハラハラ観てた。
下手なホラーよりも怖かった。
クローネンバーグやイーライ・ロスが同じ題材をやったらと思うと、恐ろしくて夜も眠れない・・・・。
ad
- Tweet
-
この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット
関連記事
-
20世紀少年 第2章
人気原作映画の宿命か、登場人物が多いうえに、ストーリーの展開が早く、 原作読んでなかったら、わけわ
-
桐島、部活やめるってよ
僕は映画が好きだ。 2時間の間、主人公に感情移入することで、 せちがない現実を忘れることができる
-
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て
11月24日、偶然にもフレディー・マーキュリーの命日に映画「ボヘミアン・ラプソディ
-
クリスマス・キャロル
ディズニー、アニメ、クリスマスと聞いて、 子供向き映画だと思う人がほとんどだと思う。 だが、しかし、
ad
- PREV
- 20歳のときに知っておきたかったこと
- NEXT
- 闇の列車、光の旅