ミックマック
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督の新作「ミックマック」を観た。
「アメリ」のような文学部的かつ皮肉のきいたユーモアで、
観る人みんなを幸せにするハートフル&ピースフルな映画。
「アメリ」もそうだったけど、
市井に生きる人たちや変わり者といわれる人たちへの眼差しはとても温かい。
奥に流れるテーマは反戦だと思う。
「武器製造業者を懲らしめる」という内容なので、
世界の恐ろしさを連想させる箇所がチョコチョコっとあるが、
コメディの枠を出ることは無いのでご安心を。
このように、モロ反戦な表現をせずとも、シリアスな内容にせずとも
十分社会的メッセージが伝わってくる。
これぞコメディの力。
ad
- Tweet
-
この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット
関連記事
-
『アナと雪の女王2』を観て
『アナと雪の女王2』を観た。 前作は、長らくディズニーが女性に植え付けてきたステレオタ
-
差別化の難しい時代で生き残るためのヒント ~映画「スポットライト 世紀のスクープ」を観て
本年度のアカデミー賞作品賞の「スポットライト」を観ました。 ボストングローブ社のジャーナリス
ad
- PREV
- 週刊ダイヤモンドに載りました
- NEXT
- 20歳のときに知っておきたかったこと
Comment
『ミックマック』は特攻野郎の一家だ!
傑作『さんかく』の中に、「『アメリ』みたいでしょ」というセリフがあった。
『アメリ』みたい……すなわち、不法侵入や物品への干渉等…