クラウドソーシングを使って超格安で海外に仕事を発注してみました
クラウドソーシングをやってみました。
大げさな表現かもしれませんが、世界は凄いことになってることを実感しました。
Q:ところで、クラウドソーソングって、なーに?
A:簡単にいうと、インターネットで仕事を注文すること。
翻訳、ロゴデザイン、ホームページ作成などネットで完結することができる仕事に向いています。
なーんだ。
それがどうしたの?
と思うでしょう。
今回、僕は、日本国内ではなく、世界を相手にクラウドソーシングしました。
インターネットにつながる環境さえあれば、世界中のフリーランサーに仕事を頼むことができるのです。
Q:で、なんのためにそんなことをするの?
A: そりゃー、日本人に仕事頼むより、新興国の人に頼んだ方が安く頼めるでしょう。
将来の何かで絶対必要になると思うので、クラウドソーシングの経験をしとこうと思いました。
今回は、試しに僕のサイトの翻訳を頼んでみました。
このサイトです。
http://tatsuya1970.main.jp/index.html
クラウドソーシングは、
oDesk
を利用しました。
oDeskは、世界中の300万人のフリーランサーが登録しています。
多分一番有名なクラウドソーシングだと思います。
さて、このサイトに発注者として登録した後は、仕事内容や報酬を入力して、あとは待つのみ。
(もちろん全部英語です)
僕のサイトの英訳を完成報酬で5ドルでお願いまーす。
でも、たった5ドルでしてくれる人っているかなあ?
と悩むヒマもなく、半日で2人、翌日の1人の申込がありました。
国籍は、フィリピン、インド、パキスタン
とワールドワイドです。
彼らの略歴、過去の仕事ぶりを読み、検討した結果、日本で18年間生活した経験があり、過去の仕事の評価が高いフィリピンの男性に仕事を頼むことにしました。
そして、
数日後
さっき、エクセルで納品してもらいました。
当初400文字程度の翻訳を頼んでたのですが、なぜか頼んでないリンク先のページまで翻訳していて、最終的に4500文字分も翻訳してくれてました。
同じことを日本の翻訳サービスに頼むと、
400文字で3日後納品で約5000円、
4500文字だと72000円。
ひえー、
彼は、これをたった5ドルでやってくれた。
彼の勘違いといえど、なんだか悪いので5ドル上乗せして、10ドル払いました。
ちなみに、フィリピンの平均年収は50万円くらい。
多分、金銭感覚が日本の10分の1くらいだと思うので、この仕事は日本人の感覚では1万円分の仕事だったんだろうなあ。
(違ったら、ご指摘願います。)
さっそく、僕の英語サイトをリニューアルしました。
http://tatsuya1970.main.jp/english.html
次は、どうも野暮ったい僕のサイトを、クールに、安くリニューアルしてもらおうと思います。
こうやって、ネットでできる仕事は、僕たちの知らない間に、どんどん海外に流れているんですね。
身を持って体験しました。
余談ですが、
グローバル化により、新興国の人たちと私たちの格差が縮小していく様子は、以下の書籍を読むべし。
10年前にトーマスフリードマンはこういう世界になることを警告していました。
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 30129
機械でできる仕事は、機械に取られ、
誰でもできる仕事は、新興国の人間にとって代わり、
高度な仕事は、ネットを通じてごく一部の人間が世界中の人たちと恊働していく社会になるだろう。
プレジデント社
売り上げランキング: 796
それは、ハイコンセプトな人間でないと生き残ることができない時代、
そう、10年前にダニエルピンクがいっていた時代。
三笠書房
売り上げランキング: 3538
さて、僕たちにはどんな未来が待ってるのだろうか?
クラウドソーシングから低賃金で仕事を得る立場になっているかもしれないし、そうじゃないかもしれないし。
ではでは。
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