*

究極のパワハラバトルアクション映画『セッション』を観て

 

Xsession e1426366843644 jpg pagespeed ic JqGBcFvZ2o

 

 

パワハラって悪いイメージがある。

 

一方で、熱血指導と紙一重だという意見も分かる。

 

パワハラ肯定派がよく言うのが、

 

「この程度で挫折したら、それまでの人間だったにすぎないってこと。

 すごい人間は、これでも乗り越える」

 

というすごい理論をふりかざす。

 

僕のような甘ちゃんは、パワハラ指導には耐えれないし、多分すぐ訴えるだろう。

 

でも、待てよ。

 

今までの人生の中で思い起こす。

 

人間的には好きではないが、この人には敵わない、すごいって思える人のパワハラ率が高いのも事実。

 

偉大な人間を育てるには、パワハラも必要なのではないか。

偉大な事業を成し遂げるには、パワハラも必要なのではないか。

 

スポーツの熱血コーチしかり、

スティーブ・ジョブズしかり。。。

 

映画『セッション』を観て、そんなことを思った。

 

 

 

教師の熱血指導に、主人公は困惑し挫折するが、がんばって成長していく。

最後は、教師に感謝して、ハッピーエンド。

 

てな、ベタな話だろうと思ってはいけない。

ことごとく裏切られる。

 

 

それにしても、

音楽って、文字どおり読めば「音を楽しむ」ことなのだけど、ここでは、苦しいだけ。

音楽がこれほどまで苦しいものだとは。

 

 

これは、音楽映画ではない。

教師と生徒のバトルアクション映画だ。

冒頭から最後まで、スクリーンから放射される熱量が半端ない。

 

最後のコンサートシーンのバトルの壮絶さは、そんじょそこらのアクション映画を凌駕する。

 

一食抜いてでも見る価値あり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

日本未公開の「ヒックとドラゴン2」をやっとDVDで観ました

    世界中で大ヒット、 ゴールデングローブ賞最優秀長編アニメーション賞受賞、 アカデミー賞

記事を読む

タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド

本日は9・11ということで、 広島市中区大手町のカフェ・パコで 第80回米アカデミー賞長編ドキュ

記事を読む

no image

レッドクリフ PartII

ジョン・ウー版三国志の第2弾。 三国志の設定をもとに、ふんだんにオリジナルストーリーを入れて、 観る

記事を読む

ガフールの伝説

フクロウ・アドベンチャー「ガフールの伝説」を観た。 ひとことでいえば、 ( 「ロード・オブ・ザ・

記事を読む

事前知識ゼロのオッサンの『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想(ネタバレあり)

事前知識ゼロ、このポスターのビジュアルだけしか知らない状態で観た。   私の属性は ・50歳の

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

生成AIで作ったキャラクターをLive2Dで加工しUnityで動かす(まばたき、話す)

  ChatGPT(DALL-E3)で作ったキャラクターをもとに、Ch

24時間のトランジットならビザなしで中国に入国できる(上海浦東空港での体験)

中国での入国を伴うトランジットについて、私は事前にググりまくって情報を

『東京都同情塔』を読んで

ChatGPTを活用して作ったという芥川賞受賞作「東京都同情塔」を読了

『ボーはおそれている』を観て

    3月1日の映画の日はミッドサマーの監督の最新作を鑑賞(ミッド

生成AIを使ったテレビニュース風の動画の作り方(HeyGen + Canva)

  イベントの宣伝用にこんな動画を作りました。   誰でも簡単に作れ

→もっと見る

    • 1676623総閲覧数:
    • 105今日の閲覧数:
    • 201昨日の閲覧数:
    • 2現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑