細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』を観た。
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映画感想文
2025年11月21日
細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』を観た。

CG、エフェクト、モーションキャプチャーをふんだんに使い、地獄のようにおどろおどろしい演出から、天国のように美しい映像やアート系アニメーションのような実験的こころみなどバラエティ豊かな表現に舌を巻く。
特に画面の奥までぎっしりと群衆が蠢くシーンがたくさんあって、いったいどれほどのコンピューティングリソースを費やしているのか想像もつかない。
UnityやBlenderで遊んでいる身としては、「このシーン、どうやって作っているんだろう」と終始興味深かった。
エンドクレジットでは、映画で初めて“リギングアーティスト”という職種名を見て、そんな専門職があるのかと驚いた。
生成AIによって「アニメは死んだ」と言う人もいるが、本物を前にするとそんな心配は杞憂であり、圧倒的な“本物の力”を思い知らされた。
一方でストーリーにはツッコミどころは多いものの、16世紀デンマークの王女と現代日本の看護師が死後の世界で交差するという意外性、そして『ロード・オブ・ザ・リング』を彷彿とさせるスペクタクル。
さらに「過去にとらわれず自分の人生を生きろ」という人生讃歌が重なり、家族みんなで子供に見せても安心な娯楽大作としてまとまってる。
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