「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観て
公開日:
:
映画感想文
7月に観たインディ・ジョーンズの新作について、今更ながらブログに書く。
50歳を超えると、かつて楽しんでいたことが同じように楽しめなくなるのか、どことなく感受性が鈍くなったように感じる。
先日観たインディ・ジョーンズの最新作もその一例で、確かにアクションは相変わらず迫力満点だった。しかし、インディ・シリーズ第1作、1981年の「レイダース 失われたアーク」をリアルタイムで観て衝撃を受けた私としては、この作品はあまり印象に残らなかった。少し厳しい言い方をすると、旧作「レイダース」を最新の技術でリメイクしただけの印象を持った。
なぜこの時期に再びインディの映画を作ったのか考えると、インディを生み出したスピルバーグとルーカス、そして中年となったかつてのインディファンに向けて、全てを終わらせるための物語のように思える。
最後のシーン近くで、ある場所に留まりたかったインディを引き戻した娘の姿は、「シン・エヴァンゲリオン」でシンジを現実の世界に引き戻したマリを思い出させた。
ad
- Tweet
-
この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット
関連記事
-
Tatsuyaのベスト映画2016
今年を振り返る自己満足企画第4弾。 今度は映画編です。 今年は14本
-
【快挙?】 3年連続 私の年間映画1位とキネマ旬報年間1位が同じ
2月12日に、歴史あるキネマ旬報の2017年のベストテンの表彰式がありました。 キネマ旬報ベ
-
『家族はつらいよ2』を観て、高齢化社会を笑い飛ばせ
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。 (チャールズ・チャップリン)
-
心に残るエンドロール
私は映画館で映画を観るとき、エンドロールを最後まで観る派です。 私は映画を観始めると、主人公に感情移
ad
- PREV
- 映画「Winny」を観て
- NEXT
- ChatGPTに僕のブログを分析してもらった