7つの習慣
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本
今朝出勤前のコーヒータイムに「7Habits of Highly Effective People (7つの習慣)」を読んでました。
facebookに「7つの習慣を読んでます」ってUPしたら、そのあとすぐに、著者スティーブン・R・コヴィー氏の訃報を知りました。
心よりお悔やみを申し上げます。
とはいえ、何か不思議なものを感じます。
単なる偶然でしょうけど。
さて、わざわざ説明する必要はないと思いますが、
『7つの習慣』は、全世界で2000万部以上売れた自己啓発書で、
この世のあらゆる自己啓発書は、この本に書いてあることを表現をかえただけといえるでしょう。
これ1冊さえあれば十分だと思います。
私は、日本語版を読んだ後、原書に挑戦し、今3週目に入ってます。
いい感じでエイジングが進んでます。
私は毎朝出勤前の会社近くのファーストフード屋でコーヒーをすすりながら、
気持ちを落ち着けさせるため、モチベーションをあげるために、英語の勉強も兼ねてこの本を読んでいます。
成功の法則とは、
基本は、インサイドアウト。
内から外へ。
自分の内面を変えること。
そして、原則に忠実であること。
しかし、それはとても難しいことです。
まだまだ、私はその領域に行くことができないけれど、日々精進です。
好きなエピソードがたくさんあります。
・電車の中で騒ぐ息子を叱らない男の話。
・戦艦と灯台の話。
などなど、
私が一番好きなエピソードは、第6の習慣で出てくる動物学校の話。
7つの習慣の中でもメインな話ではないです。
どっちかというと余談みたいな話なんですが、僕の中ではこのエピソードがずっと心に残ってます。
日本の組織の問題をズバリ指摘しているようで、とても共感します。
アヒルは水泳の成績は優秀だったが、かけっこが苦手だったので、かけっこの練習ばかりさせられた。
その結果、水泳の成績は平凡になった。
ウサギはかけっこは優秀だったが、水泳が苦手だったので、水泳の居残り授業ばかりさせられたの。
その結果、ノイローゼになった。
リスは木登りが上手だったが。。。。。。
てな感じの話。
人と違うことは尊重されるべきこと。
短所を直そうとしてはいけない。
短所には目をつぶって、長所を伸ばすこと。
短所を直そうとすると、せっかくの長所までもが潰されてしまいます。
バカなマネジメントのせいで、どれだけの人間の可能性が潰されたことでしょうか。
これは、マニアックな1例でしたが、このように示唆に富む話が満載で、
世界中のビジネスパーソンの共通言語ともいえますので、まだという人は、読むことをオススメします。
先日行ったフィリピンの語学学校の教頭先生も、卒業セレモニーでのスピーチで「7つの習慣」を引用してました。
それでは、あらためて、スティーブン・R・コヴィー氏の、ご冥福をお祈り申し上げます。
RIP. Stephen .
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Comment
戦艦と灯台の話は『7つの習慣』に載っていたのですね。
私も『7つの習慣』を読んで知ったはずなのに、いろいろな場所でこの話をするうちに、いつの間にやら忘れていました。
コヴィー博士の著書の魅力は、たくさんの寓話が多いことだと改めて認識しました。