*

ジャンゴ 繋がれざる者

公開日: : 最終更新日:2019/10/13 タランティーノ, 映画感想文 ,

久しぶりのタランティーノ映画
「ジャンゴ」を観た。

今回も相変わらずの血のりたっぷりのタラノンティーノ節炸裂!
とはいってもタランティーノにしては残酷な演出は控えめ。
10年くらい前の「キルビル」では、女性が悪い男を殺しまくり、
前作では、ユダヤ人がナチスを殺しまくり、
そして、今回は元奴隷の黒人が白人を殺しまくる。
虐げられる社会的弱者が、社会的強者を殺しまくるところが、タランティーノ映画のスッキリ爽快するところ。

とはいえ、もはやタランティーノは、過去の映画を自分流にアレンジしているだけで、目新しいもの、革新的なもの、サプライズは特に感じなかった。
本作にしても、過去の作品「キルビル」「イングロリアス・バスターズ」の復讐劇という設定そのままに、舞台をアメリカ西部劇に変えただけのよう。
シーン1つ1つが、どこかで観たことあるようなシーンばかり。
そうはいっても、タランティーノの映画に何かを求めること自体、いや、そもそも娯楽映画に何かを求めること自体が無意味なこと。
本作も、奴隷制度、人種差別にもの申すとかいう高尚な映画ではなく、純粋にタランティーノが子どものころに好きだったマカロニウエスタン、ブラックエクスプロージョン映画を、自分が撮りたかっただけに違いない。

以上、批判ばかりしたけど、今までのタランティーノ映画がスゴすぎたからこその批判。
本作も娯楽映画としては、最高の部類に入る傑作。

愛する妻を取り戻すために、立ち上がる元奴隷の黒人ガンマン。
その設定だけでいい。
とにかく、ジャンゴがかっこ良過ぎる。
ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソンの相変わらずの存在感、
極めつけは、アカデミー賞受賞のクリストフ・ヴァルツ。
監督がいい、俳優もいい、
しかし、そんなスゴい俳優を、このようなB級な映画に出演させる。
そこがタランティーノ映画の格別なところ。

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

映画「ミッキー17」を観た

2025年4月4日   広島駅ビル minamoa の映画館に初めて行った。 白を基調にして空間を贅

記事を読む

人生は一瞬一瞬の積み重ね〜『6才のボクが、大人になるまで。』を観て

        今年の映画賞レースの大本命と言われている「6才のボクが、大人になるまで。」を観ました

記事を読む

ワルキューレ

ヒットラー暗殺計画という実話に基づいた映画。 ナチスも決して一枚岩でなく、ヒットラーを快く思ってい

記事を読む

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観て

  「理力」   僕がはじめてスターウォーズに触れたのは、小学生低学

記事を読む

映画『イエスタデイ』を観て(ネタばれあり)

  広島の中心部のど真ん中、八丁堀に「イエスタデイ」という喫茶店がある。店内にはビートルズ

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」を観た(ネタバレあり)

昨年凄く見たかったのに広島ではすぐ終わって見逃した映画「ワン・バトル・

映画『落下の王国』を観た

  2026年1月17日 今年、最初に観た映画は『落下の王国』  

【iOS】Admobが反映されない。

  iOSアプリにGoogleのAdmobを設定したはずなのに、反映さ

iOSアプリ申請に必要なスクリーンショットをFigmaのテンプレートで作る!

やっとアプリを作って一安心。さてAppStoreに申請だ。 と、ここか

2025年Tatsuya’s Blog 年間アクセスランキング

2025年最後のブログは、毎年恒例の 「Tatsuya’s blog

→もっと見る

PAGE TOP ↑