ブッシュ
昨日に引き続き、911関係の映画を見た。
オリバー・ストーンの「ブッシュ」(原題は「 W.」)
ブッシュ大統領の半生を描いた作品だ。
ブッシュをはじめ、チェイニー、ライス、ラムズフェルド、パウエル等
そっくりさん総登場のコメディのよう。
ここで描かれるブッシュは、マイケル・ムーアの描くブッシュのように、
アホで間抜けだけど、本人はいたってマジメで、何か憎めない。
ベースボールとアルコールが大好きな典型的なテキサスの田舎者。
偉大な父親と優秀な弟にコンプレックスを抱き、
ブッシュ家の落ちこぼれという評判を覆すためにがんばる。
そして、ついに大統領に。
テロリストから有益な情報を引き出すために拷問を容認するエピソード
(「タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド」でも触れていた)
と、イラク侵略の本当の目的がチェイニーから語られるエピソードに怒りを感じる。
結局、イラクに大量破壊兵器はなく、世界中から非難を浴びるブッシュ。
なんのための戦争だったのか。
とりまきは責任をお互いに押し付けるばかり。
もう疲れた。家でプレッツェルを食べながら大好きなベースボールを見よう。
そして、映画は突然中途半端に終わる。
あたかも、この戦争の事後処理が中途半端だったように・・・
オリバーストーン監督の映画は「ナチュラル・ボーン・キラー」以来15年ぶりに観た。
監督の主張をこれでもかこれでもかとゴリゴリ押しつけ、
見る方がとても疲れる作風は鳴りを潜めたが、
政府に対する怒りを描く作風は健在だ。
本作は2008年の作品。
現役の大統領、政権をここまで小馬鹿にした映画を作れるなんて、
ある意味アメリカは健全な国なのかもしれない。
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