『草刈りゲーム』eスポーツイベント開催(前編:開催までの長い道のり)
最近バタバタしてブログをかけてなくて、いろんなネタが溜まってます。
今回は4ヶ月も前の話。
2022年5月14日に「草刈りゲームeスポーツ大会」を開催いたしました。
リアルの草刈りとバーチャルとを連動したゲームです。
リアルで草刈りをしていれば、バーチャル空間でも草刈りができるという仕組みです。
(イメージ図)
その様子をeスポーツ大会として、YouTube配信しました。
経緯
もともとは、2019年3月の「とびしまハッカソン」で生まれたアイデアです。
そのときのスライド
私はこのハッカソンでは運営側でした。
このときは、まさか今後ガッツリ関わるとは思ってもいませんでした。
その1ヶ月後くらいにハッカソンででたアイデアを実装化することを目的としたフォローイベントがあって、草刈りゲームが面白そうだったのでジョインしました。
その後開発は続きました。
チームメンバー全員違う会社です。
業務終了後や週末を利用して、メンバーの会社の会議室の中で開発をしました。
これって、今流行りの越境人材なのかも。
ハッカソンから1年後、2020年3月にはレモン畑で実証実験
その様子はIoT推進ラボに掲載されました。
そして、つくば市で開催されたメイカーフェアに出展
このころは、陣取りをするゲーム性から某ゲームにあやかって「草刈ルゥーーン」という名前でした。
MakerFaireの会場でここまでの経緯をプレゼンしました。
このように順調に見えてましたが、このころから、今も続く新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい始め、開発は中止になりました。
コロナで時間ができたことと、開発の基本に立ち返ろうと、Protoout Studio というプロトタイプ専門のオンラインスクールを受講しました。
Protoout Studioでは、なにかプロダクトやサービスをクラウドファンディングで資金を集めることが卒業制作です。私は開発がストップしてた「草刈ルゥーーン」を選びました。
タイピングが大変なのと某有名ゲームと名前が似るとあとあと不都合がありそうなので「草刈りゲーム」に改名しました。
そして、みごと目標額を達成しました。
あとは開催に向けて走りました。
バーチャル空間はcluster上に作りました。
直接clusterのワールドに、草刈り機のデータを反映できないので、ゲームコントローラーに干渉することにしました。
現地で草刈りの状況によって、ゲームコントローラーをオンオフを制御します。
草刈りをしてるかどうかは、当初草刈りの音で判定を考えてましたが、うまくいかずに最終的には振動で判定することになりました。
(構成図)
そして、開催日を2021年5月27日に決定し、PVも作りました。
開催に向け、宿泊なしの開発合宿っぽいことをしたり。
(ほとんど焼肉会になったけど)
2021年5月5日には、広島市内と現地を結び、リハーサルに成功、
あとは本番を待つだけ・・・・
しかし
5月7日に新型コロナ感染症の「新型コロナ感染拡大防止集中対策」が発令
涙を飲んで、中止となりました。
再び、長い空白期間に入りました。
その間にハロウィンバージョンや、
クリスマスバージョンを作って遊んでたり、
ヒーローズリーグで「新種を発見したで賞」を受賞したり。
そして、ついについに、
ハッカソンでアイデアが発表されてから数えると1154日目(3年2ヶ月)
2022年5月14日に無事に草刈りゲーム本番を迎えました。
(中編へつづく)
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