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ココ・アヴァン・シャネル

公開日: : 最終更新日:2016/02/13 映画感想文

昨年はココ・シャネル生誕125周年ということで
シャネル関係の映画が目白押し。
知っているだけでも3本が公開または公開予定。
①ココ・アヴァン・シャネル
②ココ・シャネル
③シャネル&ストラヴィンスキー(2010年公開)
この中から、「アメリ」 が好きということもあり、
オドレイ・トトゥ主演の、①ココ・アヴァン・シャネルを観た。
とくにシャネルというブランドに興味があるわけではないが、
あのシャネル帝国を築いた原点は何か、興味をそそられる。
たが、きらびやかなサクセスストーリーを期待をしてはいけない。
本作は題名通り 「シャネル以前のココ」で、
三角関係のラブ・ストーリーを中心としたココの成長物語だから。

さて、現代ですら女性が自立するのは大変な困難を伴うが、
1920年代の閉鎖的な社会で、男性に依存しない自立心を持ったココは、
まさに時代の開拓者であった。
そして、過去の習慣や現在の流行に縛られず、
当時は笑われたであろう機能的でシンプルな服をデザインしたココは、
女性の服のデザインの概念を変えた点で、時代の変革者であった。
いつの時代も、消費者の表面化されたニーズではなく、
潜在ニーズを的確にとらえたものが、トップランナーになれるということか。

なお、革命的なシャネル・スーツの誕生とその精神については、
以下のwikipediaの説明が的を射ておると思うので抜粋する。

ココは、コルセットが多用されていた1910年代-1920年代の女性服に対して抱いていた
「どうして女は窮屈な服装に耐えなければならないのか」という積年の疑問への回答として、
愛人であったウェストミンスター公爵の故郷であるイギリスの紳士服の仕立てや素材を女性服に応用し、
スポーティでシンプルなデザインの「シャネル・スーツ」を生み出した。
なお、ココ自身は生前にその様な主張をしたことは一度も無いにも関わらず、シャネルの死後に
「シャネルの服作りに一貫している姿勢は『男に支配される女を徹底的に排除し、女のからだと心を解放しよう』
とする試みである」と喧伝された。
ココはそのような思想をもっていたわけではなく、
「後世のフェミニスト達によってそのような虚像が作られた」との主張が多い。

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