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レバレッジ・マネジメント

公開日: : 最終更新日:2021/03/09


レバレッジ・シリーズで有名な本田直之さんの集大成といえる
「レバレッジ・マネジメント」を読んだ。
レバレッジとは、日本語でテコのこと。
テコを使えば、ちょっとした力で、大きなものを動かせる。
企業活動も、少ない労力で、大きな成果を上げられることが求められており、
そのために、一番大事なのは、経営者の思考を変えることだと、著者は述べる。
よくある誤解が、経営者が、みんなを引っ張っていくという誤解。
それだと、往々にして、
社員は長時間労働、厳しいタスクを背負い、消耗していくし、
経営者事態に考える余裕が無くなり、
戦略でなく対症療法という「その場しのぎ」の施策になってしまう。
さらに、余裕がなくなっていくという負のスパイラルに陥ってしまう。
そうではなくて、
企業活動のカギは、経営者の思考を変えること。
経営者の仕事は「考えること」
いかにレバレッジの効いた経営ができるかということを考えることだと本書は述べています。
そのレバレッジの効いた経営の方法について、
経営者、戦略、営業、ブランド、仕組み、組織
の6つの側面からポイントをまとめています。
本書は読むための本ではなく、「考えるツール」。
経営者が、よい経営ができているかという「セルフチェック」ができるので、
折を見て、本書でチェックすることで、レバレッジ・マネジメントの思考が身につく。
と著者は豪語してます。
とても平易な文章なので、すぐに読めると思います。
経営者向けの本ということになってますが、
本書の「経営者」という箇所を
そのまま「課長」、「係長」に変換しても
実践できる内容だと思います。
私がマーカーを引いた箇所を一部抜粋。
(私自身、営業職なので、営業に関連する箇所が多い)

・外部とのつながりを持たない経営者は危険信号
人とのつながりがないから、時間がとれないのである。
・経営者は早起きをするべきだ
・メンタルを強くする3つのポイント
①ピンチはチャンスだという思考癖をつけること
②身の回りには、自分が解決できないような問題は起こらない。と考えること。
③すべてはトレーニング次第であり、メンタルタフネスも上げられるもの。
・営業成績が振るわないのは、優秀な人材がいないためではない。
営業担当者がお願いしないと売れない商品や仕組みになっているところが問題なのだ。
・目指すべきは、顧客のほうから欲しいと言ってくれる「パートナー型営業」である。
・しゃべる営業担当者というのは絶対にマイナスである。
商談トークの割合は、「顧客8」営業担当者2」
・「お客様は神様です」というが、すべてのお客様は神様ではない。
手間だけかかって売り上げにもつながらず、会社にとってよくない「お得意様」との関係を続けていくと、
営業全体のマインドが下がり、会社全体のマインドも下がり、トラブルを招く。
個々の営業担当者のプライドを保てなくなる。
・真不二価
・・・品質を重視し、値引きはしないという意味 (胡雪岩(中国清末の商人))
・値引きをするな、猛烈営業をするな
(未来工業 山田昭男氏)

人生は長いようで短い。
なるべく効率よく、レバレッジを利かして、生きていこう。

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