竜馬がゆく (二)
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本
大河ドラマ「龍馬伝」
今夜で第一部終了。
ついに、龍馬は脱藩しましたね。
そして吉田東洋が暗殺され、ひとつの区切りがつきました。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」では、やっと2巻(全8巻)まで来たことになります。
第1巻についてのブログ記事はこちら
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2723800
坂本龍馬の物語は、今まではプロローグでした。
本当の面白さはこれからです。
大河ドラマ「龍馬伝」は、毎回毎回血管がブチ切れるような熱い演技が見るものさえ熱くさせてますが、司馬遼太郎「竜馬がゆく」は、結構ユルく物語は進行します。
ざっと、ストーリーを述べると。
江戸から戻った竜馬、
武市半平太のような思想もなく攘夷にも興味がないが、
他にすることもなく、半平太の「土佐勤王党」に入ってみるものの、どうもシックリこない。
それよりも河田小竜(ドラマではリリーフランキー)の外国の話を聞くのが楽しい。
憧れのお田鶴さまに
「坂本竜馬はいずれ機会をみて、天を駆け、地を奔(はし)るときがくるでしょう。まあ待って賜んせ」
とうそぶくも、モラトリアム学生のような感じでブラブラしてる。
しかし、身分に関係なく人物を活用する長州藩(特に久坂玄端)を見てからというものの、
土佐藩という狭いところにこだわっては大事はできないことを悟った竜馬は脱藩。
一方の武市半平太は、土佐藩を変えるべく、吉田東洋の暗殺に成功。
大河ドラマで龍馬に興味を持った人は、
是非、司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んでください。
ユルいが大物キャラの竜馬も是非堪能してください。
※なお、司馬遼太郎が龍馬ではなく「竜馬」と表記したのは、あくまでも「竜馬がゆく」は坂本龍馬を題材としたフィクションだからだと言われてます。
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