尖閣諸島のデモに思う
昨日10月2日、尖閣諸島を巡る中国の対応への抗議のデモが、東京渋谷を始め全国主要都市であったそうです。
このニュースを聞き、一瞬背筋がゾッとしました。
なぜなら、CNNなど海外のマスコミは報道しているのに、日本のマスコミはまったく報道してないからです。
CNNのニュース
China accused of invading disputed islands
http://bit.ly/cpzULt
マスコミは事実を伝えるのが仕事のはずなのに・・・。
政府が情報の統制をしているのでしょうか?
つまり、我々が日常見ている新聞、テレビは政府の都合のよい部分だけ報道されているということなのでしょうか。
そんなことは分かっていたはずなのに、改めて、気味が悪いし、恐ろしく感じます。
番組改編時のアホな特別番組をするヒマがあったら、ちゃんとジャーナリストしてくださいよと思います。
でも、希望はあります。
もはや政府は情報を完全に統制することはできないから。
なぜなら、私がこの事実を知ったのは、ツイッターのおかげ。
ツイッターなどのソーシャルメディアは、国境を簡単に超え、政府による情報の独占・統制を許しません。
1年前のイランの大統領選の混乱も、イラン政府の情報統制にも関わらず、ツイッターによって全世界に知らされたということは記憶に新しい。
そう、「インターネットによって真の民主主義が訪れる」というインターネット黎明期によく言われたことが実現されるのかもしれません。
1984年に存在したかもしれないビッグブラザーは、2010年にはもはや存在しない。
ソーシャルメディアがビッグブラザーを打ち負かしたのだから。
これって、子供じみた理想論かな。
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