これであなたもプレゼンの達人!〜『プレゼンテーションzen』から学ぶプレゼンの極意
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ビジネスマンならほとんどの人はパワーポイントを使ったことがあると思う。
パワーポイントはすごく便利なソフトだ。
自分の思考を整理して、相手に伝えるための強力なツールだからだ。
一方で、パワーポイントで凝った資料を作ることを、「お絵描き」と揶揄する人もいる。
でも「お絵描き」でいいと思う。
お絵描きができるというのは、思考が整理されているということであり、お絵描きができないということは、実はよく分かってないということだからだ。
とはいえ、やりすぎはいけない。
小さな文字で、たくさんの文章を書いたり、
いろんなものを矢印でつなげてみたり
影とか、爆発マークとか、吹き出しとか。。。
どこの会社でもそうかもしれないけど、いつの間にかパワーポイントは、かつてのワードの役割(書類を作成するという役割)を担っているかのようだ。
(図表を駆使した資料を作るのに、パワーポイントは便利なので、それもありかもしれない)
でも、本当は、パワーポイントって、書類ソフトではない。
プレゼン用のソフトだ。
プレゼンでこそ、その威力が発揮される。
しかし、残念なことに、うまいプレゼンってあまり見たことない。
担当者レベルではいいものを作っていても、上司にあれもこれもと追加され、結局、文字だらけのごちゃごちゃしたモノになってしまい、ごちゃごちゃしたままをプレゼンに使ったりする。
プロジェクターで映る内容をそのまま印刷して聴衆に配るということが多い。
(なんのためにプレゼンなのだろう???)
そして、肝心のプレゼン自体が、プレゼンターと聴衆双方が、その時間を耐え忍ぶ苦行になっているのが実態ではなかろうか。
でも、それってしょうがない。
そもそも私を含め上司が、学校や研修でプレゼンとかビジネス文書を教わってない。
上司は、上司の上司の経験則、主観を受け継ぎ、それを部下に指導してるだけ。
みんな、経験則とか、思いつき、プレジデントのような雑誌から仕入れたにわか知識、そんなものをもとに主観で作り上げてるのが実態だ。
だから、しょうがない。
でも、どうしたらいいの?
そんな人にこの本を贈りたい。
プレゼンテーションzen
この表紙と、ZEN(禅)
それだけで、この本が言わんとすることがわかる。
そう。
プレゼンで最も重要なことは、
ZEN(禅)のように
よけいなものを削ぎ落とし、シンプルであること。
基本原則は
「抑制」、「シンプル」、「自然さ」
この本から、僕が具体的にテクニカルなことで影響されたことは、
・プレゼンを1つの物語として構成すること。
・デザインはプロが撮影したような高画質な写真を1つのページにつき1つ使うこと。
・文字は極力少なめに。
といったところ。
でも、あくまでも基本にしてるだけで、効果があると思えば、この本にとらわれない。
重要なことは、型にハマらず創造的であること。
これに尽きる。
聴衆に自分のメッセージが届くのなら、どんな方法を使ってもいい。
別にパワーポイントにこだわる必要はない。
創造的であること。
明日から、あなたのプレゼンが劇的に変化すること間違い無し。
PS
プレゼンといえば、TEDを見ることをお勧めします。
世界中のプレゼンの達人のプレゼンを見ることができます。
この本もお勧め
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
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私は分厚い提案書が嫌いです。 特に、パワーポイントを使って、ゴシック体の大きなフォントの太字ばかり