『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』を観て

「ヒックとドラゴン」の最新作にて完結編「聖地への冒険」を観ました。
CGが凄くて、ドラゴンと一緒に高速で浮遊する爽快感を楽しめて、それなりに面白かったですが、1作目のような感動は薄く、とくに心には残らなかったのが残念でした。
主人公のヒックは、1作目では自分に自信を持てない弱虫なキャラクター、しっぽを怪我したヒックの作った義肢ならぬ義尾がなければ飛べないドラゴン「トゥース」とともに成長する話。ドラゴンは悪、ドラゴンを殺してこそ大人になれるという古くからある価値観を行動力で変えていくヒックの姿に自分を重ね、とても感動したことを覚えています。結局ヒックも戦闘で足を失いましたが、肉体に欠損のもつ者どおしがの固い絆で結ばれ2作目につながります。
2作目ですっかり逞しくなったヒックは、僕からは遠い存在になり、あまり共感をえることはできませんでしたが、悪者の魔法に操られたトゥースはヒックの父親を殺すという子供向けのファンタジーにしてはダークな展開で終わり、3作目への期待を残しました。
で、3作目の本作です。
魔法で操られてたとはいえ自分の父親を殺したトゥースと能天気に暮らしてるところや、ピンチがピンチに感じられないご都合主義的なところが目立ち、話に没頭できなかったです。
純粋にテーマパークのアトラクションのように楽しめばいいんでしょうけど、1作目の強烈なインパクトがあっただけに期待しすぎました。
老害に近づいているのか、昔みたいに娯楽映画を楽しめなくなったのかもしれません。
映画は純粋に楽しまなければいけませんね。
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