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カールじいさんの空飛ぶ家

公開日: : 最終更新日:2021/09/06 映画感想文 ,

一部ネタバレ注意!
ピクサーの映画は見るたびに進化している。凄い。
ピクサーの映画は最新作が最高傑作だ。
前作の「ウォーリー」も傑作だったが、今回はもっと進化している。

宣伝の感じでは、
風船の家とおじいさん・・・・
なんだかメルヘン、ファンタジーなお話なんだな。
と思いきや、
映画の冒頭では、
孤独な老後問題についての映画か?
と思いきや、
映画が進めば進むほど、
「いくつになっても夢は叶うんだ」という単純明快なドリームカムズトゥルー的な映画
なのかなと思いきや、
見終わったあと考えると、
いやいや、本当のテーマは
「過去の執着心、固陋を捨て去ることがいかに困難か、
それを捨て去らなければ新しい幸せは来ないんだ。」
というメッセージなんだと思う。
カールじいさんのあの家は、なんの象徴だったのだろうか?
「夢」の象徴ではない。
「過去の執着」の象徴だ。
「坂の上の雲」の秋山真之の言葉を借りれば、
軍艦の底についたカキガラのようなものだろう。
いくら夢とはいえ、
夢に固執するな、
今の人間関係を犠牲にしてまで叶えたい夢なのか?
メルヘンチックな娯楽作品だが、
流れるメッセージは、とても奥深い。
最後にあんなに大事にしていた家を手放したときの、ホッとした表情のカールじいさん。
過去の執着心を捨て去った人間の表情はすがすがしい。
PS.
スターウォーズやインディジョーンズのパロディも随所に見られ、マニアにはたまりませんでした。

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