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映画感想文
アカデミー賞作品賞の映画は一応観ることにしてる。
最近のアカデミー賞はなんだか小粒。
昨年の「英国王のスピーチ」にしろ、
2年前の「ハートロッカー」にしろ。
そして、今年のアカデミー賞
「アーティスト」
を観た。
初めて観る無声映画。
過剰な演出、CGの洪水に慣れてる私にとって、とても新鮮な感覚。
音声が無いので、観客の五感、想像力が鋭くなる。
音声が無いので、俳優の演技、映像に、ごまかしがきかない。
だから、俳優の演技が素晴らしい。
ちょっとした仕草、目線、表情で、その場の状況、感情を表現できている。
そして、構図や小道具等も1つ1つ意味があることが感じ取れる。
まったく凝ってはないのだけど、こうしたさりげない演出のおかげで
鑑賞中は無声映画だということを忘れるほど。
その力量を体感すれば、アカデミー賞受賞は納得。
まあ、最近は映画もだけど、現実社会も説明が多過ぎる。
辞書みたいな厚さの取扱説明書。
その点Appleの製品は潔い。
取扱説明書が無い。
そういうところに人気の一面をかいま見る。
年々、映画は、3D、CG、アクションが過激になっている一方で、
このような原点回帰でシンプルな映画も目立っている。
これも、映画界に限らない。
最近の若者には物欲がないと言われる。
モノに価値観を置かない。
過激な消費社会に対する反動なのか?
新たなライフスタイルの始まりなのか?
映画は現実を投影する。
シンプルisベスト
温故知新。
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過剰供給、過剰装飾…
「本質をじっくり味わう」ということが、なかなか難しい世の中であると感じます。