*

『草刈りゲーム』eスポーツイベント開催(後編:ついに開催)

公開日: : 最終更新日:2022/12/11 eスポーツ, IoT

「草刈りゲームeスポーツ大会」についてのブログは、今回が最終回です。

前編:開催までの長い道のり

中編:システムの変遷

なお、今回のブログ記事は、こちらに書いた報告にちょっと加除修正したくらいで、ほとんど同じです。
手抜きですいません。


ついに、2022年5月14日
「草刈りゲームeスポーツ大会」を開催いたしました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、何度も延期を重ねてきましたが、ハッカソンでアイデアが発表されてから数えると1154日目(3年2ヶ月)にやっと実現にいたりました。

ルール

ここでルールの復習。

リアルで草刈りをしていれば、

01

ゲーム画面のキャラクターを操作でき、ゲーム内で草刈りができます。

02

なお、草刈りをしてないと、ゲームのキャラクターを操作できなくなります。
このように「停止中」とアラートが出ます。

03

これはゲーム開始時、上から見た画面

04

これはゲーム終了時の画面
全て刈った時点で、刈った草が多い方が勝者となります。
この場合、青が多いので、青プレイヤーの勝ちとなります。

05

構成図・スタッフ
以下の布陣で臨みました。

ゲームする人4人、草刈りする人4人、司会(配信)1人、解説者1人

06

4チームのトーナメント制です。

07

会場の広告

クラウドファンディングのご支援者には、支援額に応じて草刈りゲーム会場に広告を貼りました。

1万円の方は、このように画面左上、右上にバナー広告。

11

5000円の方は、ゲーム会場内に看板を設置しました。

12

これからの時代のメタバース広告の先駆けになるかもしれませんねww

現地の様子

広島県呉市大崎下島の末岡さんのレモン畑です。

当日は素晴らしい快晴でした。

前日は大雨でしたので、1日違ったらと思うとゾッとします。

この写真が草刈りをする場所です。

08

09

配信

ゲームプレイヤーのゲーム画面とウェブカメラを主催者(私)のDiscordで共有したものと、現地からのFacebook Massengerの映像を OBSを通じてYouTubeに配信しました。

10

同時にこれだけの映像をOBSで共有して配信するなど、私のスペックのPCや、弱い通信環境では耐えられず、途中から映像が止まってしまいました。すごく後悔してます。

ゲームのプラットフォーム

当初、cluster でやる予定でしたが、外部センサーの情報を反映させるのは不可能なこと、広告表示をしていいか微妙だったので、Photon というマルチプレイヤーエンジンで、ウェブ上に構築しました。

ゴールデンウィークはほぼその開発で費やしました。

eスポーツ大会の様子

こちらのYouTubeは、実際の配信を編集したものです。
約40分の動画ですが、実際は1時間半かかってます。

さきほども言いましたが、帯域が弱く、PCのスペックも持たず、途中からゲーム配信がほとんど静止画状態になってしまったところが凄く悔やまれます。

ワンオペ配信でしたので、なんとなく止まってると気づいていたのですが、進行に手一杯でリカバリーできませんでした。

今後の課題です。

いつかブログに書きますが、この経験はeスポーツ大会を主催したときに役立ちました。

総括

ハッカソンで出たアイデアは、そのときは盛り上がりますが、続かないケースがほとんどですが、なんとか形にできました。

ただ、正直いって、草刈りゲームのサービス化は難しいです。
今回のイベントを開催するのがやっとのことでした。

しかし、今回の取り組みで多くの知見を得ることができました。

まず、ゲーム開発の過程でたくさんの技術を学べたことです。

・センサーの値をクラウドにあげるというIoT
・ゲーム会場制作に使ったUnityというゲーム開発エンジン
・OBSやDiscordを使った配信など

いろいろな技術を横断的に学べました。

「現実のデータをセンシング → バーチャルに反映・エンタメに活用する」ということは、これからのメタバース、デジタルツインの潮流に合致していると思いますので、これらの技術を学習できたことは大きな財産になりました。

2番目は、最後までやり抜く経験ができたことです。

途中で何度あきらめようか悩みましたが、なんとかやり抜きました。
クラウドファンディングでお金を集めたことが続けるモチベーションになりました。
こうして起業に必要なGRID(やりぬく力)がついたような気がします。

なにかやろうと思ってる方は、クラウドファンディングがオススメです。
このように途中で引くに引けなくなりからです。

最後に、たくさんの仲間。

今回の取り組みは決して私1人ではできないことでした。
ゲーム開発や当日現地で草刈りをしてくれた方々、草刈りの場所を提供いただいた末岡さんなどご協力いただいたみなさんがいなければ実現できませんでした。

みなさんは仕事と家庭を持ってる中、大切な時間を、遊びのようなこの取り組みに真剣に付き合っていただいて、感謝しかないです。

本当にありがとうございました。

当日の草刈りメンバー
13

そして、クラウドファンディングにご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

次は、3万円ご支援いただいた方へのリターン「草刈りゲームの主催者になれる権利」です。

次回は愛知県を予定しております。

もうしばし、お待ちください。

P.S.
草刈りゲーム終了後の現地の写真
すっかり草が無くなりました。

14

そして、後日、打ち上げ!

かんぱーい!!

Ichiage

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

M5StickC Plus のUIFlow用のWi-Fi設定方法

    すぐ忘れると思うので、ここに備忘録を残します。     左側の電源ボタンを2秒押すと、M5

記事を読む

「IoT ASIA」で気になった企業リスト

          3月21日、22日にシンガポールで「IoT ASIA」というイベントが開催されま

記事を読む

「Maker Faire 台北」に出展しました(その1:前日まで)

      11月上旬の週末、Makerfaire台北に出展しました。 https://taipei

記事を読む

「Makers Faire 東京 2017」に参加しました

        2017年8月5日・6日と東京ビッグサイトで開催された 「Makers

記事を読む

「伊那市LoRaWANハッカソン」に参戦!

  ※ 私は IoTに関してはスーパー初心者です。 記載内容、言葉の使い方がおかしいところが多々ある

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

ChatGPTでエクセルもワードも自由自在になる世界がもうすぐ来そう

    ちょっと、RPA的なことをChatGPTでできないか試行錯誤中

OpenAIのAPIで遊んでたら「429 Too Many Requests」っていうエラーが出るのだが

  DALL E-3 のAPIで遊んでたら、すぐに HTTP/1.1

OpenAIのAPIを触ってる時に出るエラー「Invalid input image – format must be in [‘RGBA’, ‘LA’, ‘L’], got RGB.」

  OpenAIのAPIを触ってる時にこんなエラーが出たとき Inv

Facebookで過去の投稿を検索する方法

  毎回、手間取ってしまうので、自分用に手順を書きました。   1.

ChatGPTで計算アプリを作ったよ

    このTwitterの投稿に触発され、 I finally g

→もっと見る

    • 1462819総閲覧数:
    • 96今日の閲覧数:
    • 821昨日の閲覧数:
    • 1現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑