『メタバースのしくみ』を読んで
メタバースって言葉が流行ってます。
人によって言ってることが微妙に違うので混乱します。
メタバースはブロックチェーンやNFTが必須だとか、
いや、メタバースとNFTは関係ないとか
メタバースはWeb3の根幹だ。
メタバースはVR空間を言い換えただけだ。
とか、本当のことなのかどうか、よく分かりません。
そんなときは書籍の出番なのですが、
メタバースの関連書籍はたくさんあって、どれを読んだらいいのでしょうか。
そんなとき私は、著者の経歴に注目します。
著者が実際にその領域で事業や研究をしてるかどうかがフィルタリングになります。
コンサルやインフルエンサー、自称起業家さんが買いた本は、(全員がそうではないですが)表面的で我田引水的なポジショントークが多く見られます。
今回紹介する「メタバースのしくみ」は、
広島でメタバース関連などの3Dコンテンツを制作している企業ビーライズの社長さんが書いた本です。
現役のプロ中のプロのメタバースの人ですので信頼できます。
この本の特筆するべきところは、幅広い領域をカバーしてることと、技術について全9章のうち4章を割いてるところです。
技術というと難しそうにきこえるかもしれませんが、3DCG、ゲームエンジン等の開発手法、通信・サーバー、VRヘッドセットなどのデバイスについて、初心者にも分かるように図を交えて丁寧に解説しています。
こういった技術的な話を初心者にも分かるように書いた記事をあまり見かけたことがないので、とても参考になります。
ということで、
メタバースって言葉を聞いたことはあるけど、いまいちよく分かってない、いまさら他人に聞けないって人に、オススメです。
とはいえ、ただ読むだけでは身につきません。
本書で興味もったところは体験しましょう。
メタバースに限らず実際に体験しないと肌感覚で理解できないです。
P.S.おすすめメタバース本
メタバースプラットフォームclusterの社長加藤さんの「メタバース さよならアトムの時代」
メタバース原住民「バーチャル美少女ねむ」さんの「メタバース進化論」
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