『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観て
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映画感想文
ジェームズ・キャメロンの「アバター」は3DCGの革命を起こした作品として歴史に残る作品だった。
そして、今からしてみると、現在を予見していた映画でもあった。
原住民(ナヴィ族)がネットワークの力で、侵略者(地球人)を打ち負かしたという物質社会から情報処理社会、今のWeb3へつながる世界観。
SDGsという言葉のなかった時代に、サスティナブルの概念を一般人にわかりやすく提示した。
それから12年経って、続編が公開された。
最近私もメタバースとかアバター作ったりしてCGをほんのちょっと齧ってるからか、ずっとCGに驚きっぱななしだった。
特に、水の描写。
世界最高水準のテクノロジーを体感するには最高の体験。
そのへんのテーマパークなんかよりも手軽に映画館で体験できる。
ストーリーに転じると
舞台を森から海に変え、
資源を求める侵略者と原住民の戦いという構図と
主人公が新しい環境に適用するまでの苦労を描くというところは変わっていない。
また、キャメロン監督が過去にやってきたことを随所にだして、新しさは感じない。
アバターに、アビスとランボー2とエイリアン2という要素を散りばめた感。
超弩級のテクノロジーとアクションがなければ、3時間という上映時間はきつかったとは思う。
とはいえ、あと続編が3作あり、多くの楽しみが残った。
主人公の娘がスターウォーズでいうフォースのようなものに目覚めたこと、
地球人の心をもったナヴィ族のアバターの父親と地球人の息子の関係がどうなるのか
移住という壮大な計画を果たすため、より巨大な侵略が始まり壮大な悲劇、ドラマが予想されるなど
スターウォーズ、ロード・オブ・ザ・リングに続く、歴史的なSAGAになることを期待する。
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