Tatsuyaの2017年ベスト映画
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映画感想文 2017年ベスト映画, Tatsuya
今年を振り返る自己満足企画第2弾。
今度は映画編です。
今年は13本の映画を劇場で観ました。
オアシス:スーパーソニック
沈黙 -サイレンス-
ラ・ラ・ランド
oasis FUJI ROCK FESTIVAL ’09
モアナと伝説の海
ムーンライト
わたしは、ダニエル・ブレイク
メッセージ
花戦さ
哭声/コクソン
家族はつらいよ2
ダンケルク
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
たった13本しか見てないくせに、ベスト3とは如何なものかとのツッコミはさておき、
この中から、個人的なベスト3を発表します。
1位:わたしは、ダニエル・ブレイク
イギリスの生活保護の実態を描くこの作品は、とても地味ながら心を揺さぶられるロックな映画です。ITを使いこなす人間には素晴らしい未来が待っている反面、ITについていけない人間には辛い未来が待っています。世界的に貧富の差が広がる中で、ふと立ち止まって冷静に足元を見るいい機会になる素晴らしい映画です。
2位:沈黙 -サイレンス-
遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督、江戸時代キリシタン弾圧下の長崎、2時間40分という長丁場ひたすら庶民が拷問などで弾圧されていく内容で、とても重苦しいです。キリスト教の教養がないので、多くは理解できてないと思いますが、わたし自身、このころは凄くメンタルが弱まった時期でしたので、窪塚洋介演じるキチジローのクズさ加減と、意識高い系の神父ロドリゴの葛藤に複雑な共感を得ました。
3位:哭声/コクソン
2時間半もの間、終始画面から不穏な緊迫感が伝わってきます。どんでん返しだらけで、その都度、物事の見方が全く変わるというトンデモナイ映画でした。2位の「沈黙」と同様キリスト教の教養があればもっと楽しめるはずなんでしょうが、そんなことはともかく、國村準の怪演を見るだけでも元は取れます。
以上、今年のベスト3でした。
自分を分析して見ると、仕事上や趣味上では、ハイテクノロジーなものに触れる機会が多い反動か、映画はじっくりとした人間ドラマを好む傾向にあるようです。
今年は後半、仕事が超多忙で、映画を観に行くという精神的余裕がなかったです。
見逃した映画もたくさんありました。
僕は映画は総合芸術だと思っていて、映画から学ぶことが多いです。
それに、心を豊かにしてくれるし、感性を磨いてくれます。
社会や人間を他人とは違った角度から見ることの大切さを教えてくれます。
来年は、なんとか時間を見つけて、もっと映画を観たい。
たくさんの素晴らしい作品に出会えますように。
ちなみに、過去のTatsuya’s 年間ベスト映画
2016年
http://tatsuya1970.com/?p=8491
1位:この世界の片隅に
2位:君の名は。
3位:マネー・ショート
2015年
http://tatsuya1970.com/?p=6571
1位:マッドマックス / 怒りのデスロード
2位:スター・ウォーズ / フォースの覚醒
3位:イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密
2014年
1位:ウルフ・オブ・ウォールストリート
2位:ゴーン・ガール
3位:アナと雪の女王
2013年
1位:愛、アムール
2位:ライフ・オブ・パイ
3位:風立ちぬ
2012年
1位:ドラゴン・タトゥーの女
2位:ヒミズ
3位:桐島、部活やめるってよ
2011年
1位:ソーシャル・ネットワーク
2位:ブラック・スワン
3位:127時間
2010年
1位:アバター
2位:ヒックとドラゴン
3位:オーケストラ!
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